こんにちは、yuです。
セビージャに到着して間もなくですが、フェリアが始まりました。
このフェリアは春祭りを意味しており、なんとスペイン三大祭りに位置づけされています。そのためスペイン国内だけでなく、海外から多くの観光客が訪れるそうです。わたしはたまたま今回セビージャに来た日程とフェリアが始まる日程が重なっており、運よくお祭りを楽しむ機会を得ました。
フェリアは1週間開催されており、期間中はセビージャの人々が好きな、「食べる」、「飲む」、「踊る」ことが夜通し楽しまれています。火曜日に研究所の方々と会場に行く予定なので、雰囲気などについてはその時に味わってみます。
フェリアの期間中人々はアンダルシアの伝統的な衣装であるカンペロスーツやフラメンコドレスなどに身を包んでいます。そのため日中でも町中で華やかな衣装を着た人々に出会うことができます。日曜日はとりあえず街中を散策してみることに。
セビージャ市内では馬車に乗った人々を見かけることができます。美しいフラメンコの衣装に身を包んだ女性が乗車しています。フェリアの期間中はセビージャのいたるところでこのようなフラメンコ姿の女性を目にすることができます。
馬車で埋め尽くされた道路。いくつもの馬車が通り過ぎていきます。この馬車を見ている観光客も多く、皆さん写真を撮られていました。馬車にはさまざまな年齢層の方々か乗車しています。こどもたちだけで乗車している馬車もあれば、家族で乗車している馬車、老夫婦で乗車している馬車ななど本当に様々です。
馬車で渋滞しているため、馬を制止させる役割の人もいました。研究所の上司の話では馬車に乗れる人はお金持ちの人々とのこと。確かに乗車している方々には品のある方々か乗車していました。
こちらはセビージャの闘牛場。闘牛場に先ほどの馬車が次々と入場していきます。それらの馬車を一目見ようとする観光客、闘牛場内に入場しようとする観光客で闘牛場の前は非常に混雑していました。
こちらが闘牛場の場所。闘牛場は前後を道路に囲まれていますが、グアダルキビル川の側の道路にも、反対側の道路にも馬車があふれかえっていました。
馬に乗った警察官が次々と闘牛場に入場した後、たくさんの馬車も引き続いて闘牛場に入場していきました。闘牛場では円を描くように行進し、再び退場するとのこと。こちらが闘牛場から退場してきた馬車になります。老夫婦が乗車しています。
こちらの馬車には家族で乗車しています。ちなみに写真の手前にはテレビのモニターが移っています。闘牛場から退場する馬車を正面から撮影できる機材が設置されていました。
馬車には番号が振られています。こちらの馬車は10番の番号が振られていますが、全部で100番まであるそうです。100台も大きな馬車があれば、町の道路も塞がれるのも納得。
テレビカメラだけあって、一番良いスポットを陣取っています。カメラマンの人たちにも笑顔が見られ、祭りを楽しんでいるようでした。
フェリアが始まったせいか、宿舎のルームメイトがここ数日朝4時ごろまで帰ってきません笑 それほど楽しいお祭りのようです。日本でスペイン語を勉強してきたものの、会話となるとまだまだな自分ですが、このようなお祭りがあるのならもっと勉強して話せるようになっておけばなぁ、なんて思ったりしています。
明日は研究所の人々と会場に行く予定なので、わたしもフェリアをしっかり楽しみたいと思います!