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【参考書】受験生必携「速読英単語-必修編-」の効果的な使い方を解説!長文で単語を覚えよう!

こんにちは、yuです。

 

英語学習で基礎となるのが英単語を暗記することです。英単語を文脈の中で覚える英単語長で最も有名なシリーズが速読英単語です。シリーズには入門編、必修編、上級編があります。私も京大に現役合格した時も、医学部を再受験した時には必修編、上級編に大変お世話になりました。

今回は標準的なレベルである速読英単語必修編について、特徴、レベル、効率的な使い方などを徹底的に解説します。

速読英単語必修編の特徴

速読英単語(通称速単)シリーズの最大の特徴はなんといっても英単語を文脈の中で覚えるということです。この手法を取り入れている単語帳は英検対策用の文単などがありますが、大学受験対策用としては速単シリーズが最もポピュラーでしょう。

英文を読むことの意義

英単語を文脈の中で覚える意義としては、まず英文を読んで慣れるためです。単語の意味を覚えれば英文をある程度読めるようにはなりますが、大学入試ではセンター試験、国公立二次試験、私立大学のいずれでも短い時間の中で大量の英文を読んで内容を把握することを要求してきます。これは大学卒業後に受けるTOEICやTOEFLなどでも同じです。これらの形式に対応するためには英文を読むスピードを上げることが求められ、そのためにも日々一定量の英文を読むことが必要となっています。

英文に慣れて読解スピードup! 

文脈で覚えることのメリット

単語は何かと関連付けて覚えると意味を暗記しやすいです。そのため印象的な内容の長文で覚えてしまえば、イメージがわきやすく、簡単に単語の意味を覚えることができるのです。また英単語と日本語の意味を単調に繰り返すよりも内容のある文章を読むことで飽きずに反復学習することができるメリットもあります。

文脈で覚えて単語の意味を定着! 

質の高い英文集

速読英単語必修編は東大・京大・阪大・慶應・早稲田など、主要大学の入試問題で出題された英単語を分析して重要語だと判断された単語を覚えるように作成されています。そのため、飽きずに反復学習できる(おもしろい)、文章と関連付けて単語を暗記できるような内容の英文が精選されています。

英文を読むための解説が付いている

英文の精読には文構造の把握などが必要となりますが、自分の英語力に対してワンランク上の文章を精読する場合には解説がないと英文を理解できない場合があります。速単には別冊にできる解説が付いているため、そのような心配もないのが良い点です。

別冊を利用して正しく英文解釈!

速読英単語必修編はこんな人におすすめできます

対象レベル

Z会のHPより引用

Z会のHPではセンターレベルからが対象となっています。

これはすべての受験生が英語学習の基礎に使えるということです。実際に多くの東大・京大・医学部といった難関大志望の受験者にも使われていますが、中堅レベルの大学を志望している受験生にも多く使われています。

また繰り返しにはなりますが、速読英単語必修編に記載されている単語は東大・京大・阪大・慶應・早稲田など、主要大学の入試問題で出題された英単語を分析して重要語だと判断された単語を覚えるように作成されています。従ってどの大学の英語にも必要な単語が記載されていることから、すべての受験者におススメできます。

すべての受験生におすすめできる!

速読英単語必修編の効率的な使い方

いつから始めたらよいのか?

高校入学とともに始めたら良いです。入学直後だと少し難しく感じてしまうかもしれませんが、取り掛かりが早ければ早いほど何度も繰り返すことができます。また習ったばかりの文法なども英文内で復習できるので、高校で習う文法も効率良く学習できます。

高校入学とともに使い始めて効率良く文法も復習! 

まずは精読して英文の意味を確認

まず辞書や付属の別冊解説を使って、構文把握、単語の意味の確認などを丁寧にして、英文を精読することが大切です。これは英文の内容を把握することを目的としていることもありますが、英文を雑に読まないようにするためでもあります。スピードを重視するがゆえ、英文をほぼ理解できずに、英文をただの英単語の羅列として読んでいては本末転倒です。精読して繰り返し読めば、意味を取りながらでもスピードは自ずと向上します。まずはしっかり精読して英文の意味を確認しましょう。

 英文を精読して英語力up!

音読のススメ-リスニングCDは別売りだが必須-

精読して意味を把握したあとは英文を聞きながら10回ほど声に出して読みましょう。シャドウイングと呼ばれる手法です。これは英語が苦手な人は特に頑張ってほしいところです。

音読することのメリットはいくつかあります。

発音・リスニング力が向上する

まず英語の正しい発音を学ぶことができます。発音はセンター試験でも出題されているように、必要な知識であることがわかります。また自分が発音できない言葉は当然聴き取ることができません。したがって正しい発音を知っていることはリスニング力の向上にも直結します。

そして単純により多くの英文を聞くことができるので、そのことがリスニング力向上に直結します。また先に精読をしている英文なので意味を理解しながら聞くことができ、より効率の高い学習ができます。

速読力が向上する

リスニングCDの音源はそれなりの速さがあり、自然と英語の発音は速くなっていきます。実はこれが速読力向上にもつながります。日本語の文章を例にするとわかりやすいと思いますが、自分が発音できる以上のスピードで文章を読むことはできません。したがって、音読できるスピードがあがれば速読力向上につながります。また息継ぎのタイミングなどで文章の切れ目を理解できるので、自然と構文把握できるようになることも速読力が向上する要因です。

音読の後には単語ページで必須語・重要語を確認

精読・音読をすれば、文脈の中に出てきた単語はそれなりに覚えているはずです。単語ページではそれら重要単語の正確な意味を確認しましょう。この作業はとても大切で、「見たことある単語だけど意味が思い出せない。」という状態になるのを予防します。実際わたしもそうでしたが、英文を見れば内容から単語の意味を思い出せるのですが、正確な意味を覚えていなければ別の英文で出てきた時に、なかなか思い出せないものです。このステップで単語の正確な意味を把握しましょう。

音読が終わった英文は時間がある時に繰り返し読み直そう

速読英単語必修編は持ち運びに便利なコンパクトさがあり、英文が読みやすいレイアウトとなっていることから、所を選ばずにどんな場所でも読むことができるように作りこまれています。この長所を上手く利用しましょう。

英文も飽きずに反復学習できる(おもしろい)ものが精選されているので、繰り返し読むことはそれほど苦痛にはなりません。内容を完全に覚えるまで繰り返して読めば、自然と英語力が底上げされていきます。英文に出てくる単語はもちろん、熟語、構文、速読力が鍛えられます。

ちなみにですが、必修編・上級編をすべて暗記するまで使い込んだ友人は帰国子女でもないのに京大実戦の英語で1位を取るほど、英語の実力がついていました。

繰り返し読んで、単語・熟語・速読力を強化!

音読の次には英語力を底上げするディクテーションに取り組もう

ディクテーションとは読み上げられている英文を書きとることです。近年ではリスニング力を向上させるために多くの方々が学習時にディクテーションを取り入れています。

速読英単語必修編は文章がそれほど長くなく、ディクテーションに適しています。また音読によって正しい発音などを把握している文章でディクテーションをすることでその学習効果はより高いものになるでしょう。

ディクテーションの方法

読み上げられた英文を1回聞き取るだけですべてを理解・書き取ることは不可能だと思ってください。何度も繰り返し聞いて書き取ることをおススメします。

1.音声を聞く。

2.音声のわかる部分を書き取る。(1センテンスが目安です)

3.1および2を繰り返して文章を完成させる。(聞き取れた範囲で大丈夫です)

4.英文を見て、間違いを確認し、赤字で修正する。

5.赤字修正部分を再度音声を聞いて確認する。

6.それでも聞き取れない部分は音声を聞きながら音読をする。

以上の流れがディクテーションです。数日後にでも同じ英文でトライして、定着度を確認するとより効果が向上します。

ディクテーションのコツ

書き取りをするので、ついついスペルに気を使ってしまいますが、最初は気にしないようにして下さい。あくまでもリスニング力を鍛えることが目的です。ただし、チェック時には確認してください。

速読英単語必修編の次には上級編にトライしてみよう

速読英単語の必修編が終わったら上級編にトライしてみましょう。上級編になるとタイトル通り、必修編から単語・構文がかなりのステップアップになるので苦戦すること間違いなしです。

しかし、そんな時は必修編にトライした当初のことを思い出してみましょう。必修編でも最初は苦戦していたはずです。それでも精読、音読、ディクテーションに取り組んだ結果、必修編を自分のものにすることができたのです。ぜひ上級編でも同じようにトライしてみてください。

 

 

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