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【サッカー】日本代表が参加するAFCアジアカップ2019の出場国・組み合わせなどを詳しく解説!

こんにちは、yuです。

 

先日来年1月から開催されるAFCアジアカップ2019の日本代表メンバーが発表されました。

今回はそもそもAFCアジアカップが何かや、今回の出場国について解説します。

 

AFCアジアカップとは

AFCアジアカップは、アジアサッカー連盟(AFC)が主催する、ナショナルチームによるサッカーの大陸選手権大会である。1956年に第1回大会が香港で行われ、以降4年ごとに開催されている。また、優勝国にはFIFAコンフェデレーションズカップへの出場権が与えられていた。

Wikipediaより

要するにアジアカップは大陸別国別選手権大会のアジア大会です。大陸別国別選手権にはアジアカップ以外にコパ・アメリカ(南米選手権)、アフリカネイションズカップ(アフリカ選手権)、CONCACAFゴールドカップ(北中米カリブ海選手権)、OFCネイションズカップ(オセアニア選手権)、UEFA欧州選手権があります。

優勝国にはワールドカップ前に行われるFIFAコンフェデレーションズカップへの出場権が得られるため、非常に重要な大会となっています。コンフェデレーションズカップでの日本代表のハイライトとしてはよく2003年フランス大会の中村俊輔のフリーキックによるゴールが挙げられます。

歴代優勝回数

優勝回数は日本代表の4回が最多です。大会自体は1956年から行われていますが、日本代表が初めて優勝したのは1992年です。このことからも日本代表が近年急速に力をつけてきたことがわかりますね。

回数 国名 優勝大会年
4回 日本 1992,2000,2004,2011
3回 イラン 1968,1972,1976
サウジアラビア 1984,1988,1996
2回 韓国 1956,1960
1回 イスラエル 1964
クウェート 1980
イラク 2007
オーストラリア 2015

 

日本代表のアジアカップ戦歴

画像:AFCサイトより引用

開催年 結果
1968 予選敗退
1976 予選敗退
1988 グループリーグ敗退
1992 優勝
1996 ベスト8
2000 優勝
2004 優勝
2007 4位
2011 優勝
2015 ベスト8

開催初期は不参加が多かったものの、1992年に初優勝。Jリーグ開幕とともにサッカーレベルが向上し、近年では日本代表は毎回優勝候補の強豪国となっています。

2004年大会ではヨルダン戦のPK戦での川口のスーパーセーブ、2011年大会ではオーストラリアとの決勝戦延長での李のボレーシュートなど、どの大会でもいくつもの名場面があります。今大会ではどのような名場面が生まれるのか非常に楽しみです。

AFCアジアカップ2019出場国

画像:AFCサイトpdfより引用

カッコ内は11/29に発表されたFIFAランキングです。

キーパーソンはAFCのサイトを参考に記載しています。

グループA

UAE(79)

key person:ALI MABKHOUT

前回大会の2015年のAFCアジアカップでは5得点で得点王を獲得。現在28歳であり、ホスト国の今大会では2大会連続での得点王を期待されている。

タイ(118)

key person:CHANATHIP SONGKRASIN

現在Jリーグの北海道コンサドーレ札幌に所属。今季はリーグ戦30試合で8得点を挙げており、アジアカップでもその得点力に注目。

インド(97)

key person:SUNIL CHHETRI

インドサッカーの伝説。代表では65得点を記録しており、これは南アジア最多である。3次予選では3試合で2得点を決め、インドの2011年以来のアジアカップ出場に大きく貢献した。

バーレーン(113)

key person:SAYED MOHAMED JAFFER

GK。歴代4位の代表キャップ数113を誇るバーレーン代表の精神的支柱。最後方からキャプテンシーを発揮し、今大会でのバーレーン代表の躍進に奮闘する。

グループB

オーストラリア(41)

key person:AARON MOOY

MF。イングランドでのプレー経験を持つ28歳。両方の足で目の覚めるようなキラーパスを供給。同国のアジアカップ連覇のために攻撃のタクトを揮う。

シリア(74)

key person:OMAR KHRIBIN

2017年AFC年間最優秀選手。2018年FIFAワールドカップ予選では10得点を決め、同国をオーストラリアとのプレーオフに導いた。本大会でもその得点力で決勝トーナメント進出に貢献する。

パレスチナ(99)

key person:SAMEH MARAABA

2019年AFCアジアカップ予選で同国で最多ゴールを記録。同国のAFCアジアカップでの初勝利は彼のゴールに掛かっている。

ヨルダン(109)

key person:HAMZA AL DARDOUR

FW。2015年の同大会パレスチナ戦で4得点を記録するなど、代表通算26得点を誇る。3度目のメンバー入りとなる今大会でもその得点力が期待されている。

グループC

韓国(53)

key person:SON HEUNG-MIN

FW。1960年以来の同国の悲願の優勝を叶えるために重要な選手。現在アジア最高のプレーヤーの呼び声高く、トットナムでその才能を遺憾なく発揮している。

中国(76)

key person:WU LEI

上海SIPGで活躍するスピーディなFW。アジアカップでもクラブ同様の活躍が出来れば同国の躍進が期待できる。

キルギス(91)

key person:ANTON ZEMLIANUKHIN

欧州でのプレー経験を持つFW。カザフスタンのクラブでプレーしており、今大会でも同国の攻撃陣の要となる。

フィリピン(114)

key person:PHIL YOUNGHUSBAND

10年以上フィリピン代表で活躍するFW。チェルシーの下部組織でプレーした経験を持つ。代表では50得点以上を記録しており、フィリピン初のアジアカップ出場に貢献。本大会でも得点が期待されている。

グループD

イラン(29)

key person:ALIREZA JAHANBAKHSH

FW。オランダリーグのAZ Alkmaarに所属。今シーズンは目立った活躍をしていないが、優勝するためには本選手の活躍が欠かせない。

イラク(88)

key person:AHMED YASIN

キャリアのほとんどを海外でプレーするMF/FW。センターフォワードとしてもプレーでき、どちらのサイドでも活躍できる多才さを持つ。

ベトナム(100)

key person:NGUYEN VAN QUYET

2011年以来のベトナム代表の主力。トリッキーな攻撃が魅力のMF。今大会でもそのキャプテンシーを発揮して同国を決勝トーナメントに導けるか。

イエメン(135)

key person:ALA AL SASI

MF。2013年のイラクリーグでのプレーなどを経て、現在アル・セイリヤに所属。プレーメーカーとして同国を率いる。

グループE

サウジアラビア(69)

key person:NAWAF AL ABED

サウジアラビアのロシアワールドカップ出場に重要な役割を果たしたMF。2015年大会も経験をしており、その豊富な経験で1996年以来の優勝を目指す同国に貢献する。

カタール(93)

key person:AKRAM AFIF

AFC U19でカタール代表を優勝に導いた21歳のプレーメーカー。若くしてビジャレアル(スペイン)、オイペン(ベルギー)に所属経験があるなど同国No.1の若手有望株。今大会での大化けに注目が集まる。

レバノン(81)

key person:HASSAN MAATOUK

左利きFW。アジアカップ予選第3ラウンドでは6試合で5ゴールを決め、レバノンを2度目のアジアカップ出場に導いた同国代表に不可欠な選手。

朝鮮民主主義人民共和国(109)

key person:PAK SONG-CHOL

経験豊富なMF。2007年に代表デビューを果たし、2015年のAFCアジアカップではキャプテンとしてチームを率いた。1980年以来の決勝トーナメント進出を目指す。

グループF

日本(50)

key person:MAYA YOSHIDA

AFCのサイトでkey personに挙げられているのが吉田麻也。現在攻撃陣が好調な日本代表が今大会で好成績を収めるためには守備陣の奮闘が必要と見られているようだ。吉田の守備陣の統率力に期待。

ウズベキスタン(95)

key person:ODIL AHMEDOV

MF。ウズベキスタン代表を率いるキャプテン。2011年大会ではカタール戦で40ヤードのゴールを記録。中央アジア諸国初の決勝トーナメント進出に向けて中盤をコントロールする。

オマーン(83)

key person:ALI AL HABSI

キャリアの中で10年をイギリスで過ごしたオマーン史上最高のGK。2004、2007、2015年のアジアカップに参加している。

トルクメニスタン(127)

key person:ARSLANMYRAT AMANOV

MF。カザフスタン、ウズベキスタンのクラブでプレー経験を持つ。同国の2回目のアジアカップ出場に貢献した。

 

まとめ

中東の国などは毎回日本代表と熱戦を繰り広げていることから、普段耳にしなくてもサッカーでよく聞く国が多いですね。

日本代表はもちろん2大会ぶりの優勝が期待されています。みなさんでぜひ応援しましょう!

 

アジアカップの準々決勝から導入されるVARについての記事はこちらです!

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