こんにちは、yuです。
スロベニアの首都リュブリャナはルネッサンス、バロック、アールヌーヴォーなど様々な様式の建築物からなる芸術の都です。人口27万人ほどのこじんまりした首都ですが、旧市街を歩けば中世へタイムスリップした気になれる美しい古都です。またスロベニア観光の拠点となる街でもあり、中欧旅行の重要な中継都市です。
今回はリュブリャナに行った時の旅行を参考に解説したいと思います。
この記事の目次
リュブリャナ

リュブリャナ市街はリュブリャナ駅の南側に広がっています。
リュブリャニツァ川を境に新市街と旧市街に分かれており、旧市街の丘の上にはリュブリャナ城がそびえ立っています。街全体としてはそれほど大きくなく、ゆっくり周っても半日ほどで周れる大きさです。
都会のような喧噪もなく、歴史ある街並みを静かに散策できるおすすめスポットです。
リュブリャナへのアクセス

鉄道
リュブリャナ駅へはクロアチアのザグレブ、オーストリアのザルツブルクなど各国の都市からの国際列車が発着します。
わたしもザグレブからの鉄道でリュブリャナへ到着、ザルツブルクへ出発しました。
特にザルツブルクへの途中の景色はユリアン・アルプスの絶景を堪能できるので、かなりおすすめです。
バス
国際線のバスターミナルはリュブリャナ駅前にあり、アクセスの良い場所にあります。
ミュンヘンからザグレブまでの夜行バスに乗車した際に、リュブリャナを経由していたのでそれなりの本数があると思います。
リュブリャナでの滞在場所
Celica Hotel, Slovenia. Hippest Hostel in the World. Penjara militer ini dibangun pada tahun 1882 silam. #iTraveller pic.twitter.com/LGO6EVQt
— IM3 Ooredoo JABAR (@IM3OoredooJBR) 2012年3月14日
リュブリャナに滞在したときは公園の近所のホステルに滞在しましたが、現在はなくなっているのか見つけることができませんでした。
ただ別の都市を観光している時に知り合った友人はチェリツァに滞在していました。
こちらのホステルはもともとオーストリア・ハンガリー帝国時代に牢獄として使われていたそうで、別の日本人の方も宿泊されていましたので、日本人どうしでの交流をしたいかたはこちらに宿泊されるのがよいでしょう。
リュブリャナ観光

こじんまりとして中世を思わせる街並みのリュブリャナ。
迷うこともなくメインのスポットを周ることができると思います。それではおすすめスポットを紹介していきます。
三本橋

新市街と旧市街を結ぶのが三本橋。小さな三本の橋からなります。新市街側はプレシェーレン広場に面しており、人々でにぎわっています。
以前は通商路の一部で1本の橋のみでしたが、1930年頃に建築家ヨジェ・プレチニックによって歩行者用の2本が新たに建設され、現在の3本になったそうです。
夜になると写真のように緑色にライトアップされ、リュブリャナのメインの観光スポットとなっています。
竜の橋

竜の橋は三本橋と同じく新市街と旧市街を結ぶ橋で、三本橋の東側に位置しています。欄干には立派な竜の像。竜はリュブリャナ市の象徴であり、都市の紋章にも竜が描かれています。
こちらの橋は車も通れるようになっております。
プレシェーレン広場

三本橋の新市街側、フランシスコ教会の前にあるのがプレシェーレン広場。市の中心部にあたる広場で大勢の人でにぎわっています。広場の中心には広場の名前のモチーフとなったスロベニアの詩人プレシェーレンとムーサの銅像が建立されています。
フランシスコ教会

プレシェーレン広場にある珍しい色をした教会。1600年代に建立された教会で、人気のあるスポット。日曜日の午前中には礼拝が行われ、これには観光客も参加することができます。
リュブリャナ城

旧市街の丘の上に、リュブリャナ市街を見渡せるようにあるのが1144年に建設されたリュブリャナ城。徒歩でも上ることができますが、それなりに急です。体力に自信がないのであれば、観光列車やケーブルカーを利用しましょう。ケーブルカー乗り場は竜の橋から南へ行ったクレコフ広場にあります。

リュブリャナ城は中央がこのように開けた広場になっています。カフェも隣接されており、憩いの場となっているようでした。

リュブリャナ城からリュブリャナ市街の眺め。
やはりフランシスコ教会が目立ちますね。

こちらもリュブリャナ城からリュブリャナ市街の眺め。
リュブリャナ市には大きなビル群もなく、こじんまりとした首都であることがわかります。
ティヴォリ公園

こちらの美しい公園が17世紀にフランス人イエズス会修道士によって造られたティボリ公園。リュブリャナで一番大きな公園として知られています。プレシェーレン広場から徒歩で5分ほどの場所に位置しています。

公園内には様々な種類の木や花であふれており、彫刻や噴水などもあってリュブリャナ市民の憩いの場になっています。散歩するのに最適なスポットです。
青空市場

ヴォードニク広場では活気のある市場が開催されています。
海外の市場に行くとその土地の野菜、果物、民芸品などを知ることができ、観光地に出るのとまた違った楽しみを味わうことができるのでおすすめです。
観光列車

こちらがリュブリャナ市内を走っている観光列車。
疲れた時にこのような列車があると非常に便利です。リュブリャナ城へも行くことができます。
スロベニア料理
スロベニアの料理は隣接するオーストリア、ハンガリー、イタリア、クロアチアの料理に似ていることが知られています。ぜひリュブリャナで満喫しましょう。

パンを器型にした濃厚なマッシュルームのスープ。
スロベニアではキノコがよく食べられており、有名な郷土料理。前菜にぴったりです。

こちらはスロベニアの肉料理の盛り合わせ。「農夫の祝祭」と呼ばれています。
ベーコンや血のソーセージなどスロベニア定番の肉料理をたっぷり味わうことができました。
まとめ
こじんまりとしている中にでも魅力たっぷりなスポットが満載のリュブリャナ。
リュブリャナの近郊にはほかにも魅力的な観光スポットが多数なので、スロベニアに行く際はぜひリュブリャナを拠点に各地を周ってみましょう!


