こんにちは、yuです。
ヘレス・デ・ラ・フロンテーラはセビージャから列車で1時間ほどの場所にある小さな都市です。シェリー酒の名産地として特に有名で、シェリートライアングルの一角を担っており、本場の味を求めて訪れる観光客もいます。わたしはボデガの見学ツアーに参加するために訪れてみました。今回はそんなヘレス・デ・ラ・フロンテーラをぶらりと観光した旅行記です。
徒歩でヘレス・デ・ラ・フロンテーラの街を散策!
こじんまりとした都市なので、徒歩でも十分散策できました!
駅前にはシェリー酒の樽が!

列車でヘレス・デ・ラ・フロンテーラに到着すると、駅前の広場にはこのようなシェリー酒の樽のオブジェが!名物のシェリー酒を求めて訪れる観光客にとってはテンションのあがるおもてなしです!

ヘレス・デ・ラ・フロンテーラの中心は駅から少し距離があり、だいたい歩いて15ふんぐらいの場所にあります。途中はこのようなオレンジの並木道が続き、アンダルシアらしい街並みです!

街角にはこのような標識もありました!標識にはカテドラルやアルカサルといった史跡だけではなく、有名なボデガも多数。ボデガ目当てで来ている観光客にとってはありがたい標識です!
カテドラル

ヘレス・デ・ラ・フロンテーラのカテドラルがこちら。斜面になっている場所に立っているので、丘側から見るとそれほど大きく見えませんが、カテドラルの入り口側から見るとかなりの大きさに感じます。

17世紀末から18世紀にかけて建てられた大聖堂で、バロック、ネオ・クラシック、バロックなど様々な建築様式が混在した建築物となっています。また大聖堂はアンダルシアの支配層の宗教が、イスラム教からキリスト教へと変遷する中でモスクが教会へと改築されてできました。そのため、鐘楼はモスクとして使われていた時のミナレットを利用したものとなっています。
カテドラルの前では遠足で来たと思われる中学生ぐらいの集団が楽しそうに集合写真を撮っているのを見て、とてもほんわかしました。
アルカサル

カテドラルから少し丘を登った場所にアルカサルがありました。アルカサルには4kmにもわたる周囲の濠といびつな壁、ムワヒッド様式の六角塔、モスク、中には、アラブ風呂などがありますが、特に中には入りませんでした。

たまたま行った時にはアルカサルの前の広場でフリーマーケットが開かれていました。売っている商品を見るとなかなかに年季の入ったものが売られており、だれが買うのかよくわからないものが多数売られていました。。。
アルカサルの前はジャカランダがきれいに咲いており、青空とのコントラストが非常にきれいでした。
シェリー酒のボデガ

ヘレス・デ・ラ・フロンテーラへ来る大多数の人がシェリー酒のボデガを訪れるのではないでしょうか?ボデガは1つだけではなく、TioPepeで有名なgonzalez byass、1650年にオーナーのリベイロ家がボデガを始め、1998年に創業されたBodegas Tradicionなど約20施設ものボデガがあります。ひとつの街にこれだけあるってすごくないですか?笑

わたしは日曜日に行ったので、多くのボデガはお休みでした。そんな中、gonzalez byassが営業していましたので、こちらのボデガの見学ツアーに参加してきました。

おわりに
この日はヘレス・デ・ラ・フロンテーラのあとにカディスへ行く予定だったので、王立アンダルシア馬術学校やアンダルシアフラメンコセンターといったおすすめスポットには行くことができませんでした。また行く機会があれば、ぜひ行ってみたいと思います!

<王立アンダルシア馬術学校>
<アンダルシア・フラメンコ・センター>