医学部再受験

【再受験】医学部再受験地理の学習履歴

こんにちは、yuです。

 

今回は地理の学習方法についてです。現役時代も地理選択でした。私はもともと歴史や地理といった科目が好きでした。世界に対する興味も大きく、前大学時代、社会人時代も長期休みごとにだいたい海外に出かけていました。しかし、前年度のセンター試験を解いてみると7割程度でしたので受験の地理とは別物の知識であったのかなと思います。

 

地理という科目は世界史や日本史などと比較して高得点がとりにくい科目となっています。これは世界史や日本史が知識で解く問題に対して、地理が知識を用いて考える科目となっているためです。

ただ世界史や日本史の暗記量が膨大であるため暗記の少ない地理を選択し、ほどほどの勉強で8割前後を狙う受験生もいます。

私は国語圧倒的に苦手でしたのでセンターで総合9割を狙うためには地理も高得点を取得する必要がありました。

 

そこで私の地理の勉強の方針としては「世界史や日本史選択なみに地理の勉強をする。」ことでした。実際にはそこまでの時間を掛けたわけではないですが地理だから9割が取れない、というような言い訳はしないように時間を割いて勉強しました。

 

再受験時、私は某予備校に通っていました。

理系科目はあまり出席しませんでしたが地理には全て出席しました。これは授業に出ないとなかなか勉強時間を確保するのが難しいと感じたからです。

授業の内容としては センター試験地理Bの点数が面白いほどとれる本 に記載されている内容と大差がなかったのでこの参考書を読みながら授業を聞くという勉強の仕方をまずしました。

本格的に問題演習などを始めたのが7月です。

7月からは週1で河合塾のマーク式総合問題集×2年分駿台の大学センター試験実戦問題集を1回分ずつ繰り返し解きました。どちらも解説が豊富なので解説を読むだけでもかなりの知識がつきます。さらに問題を解くことで地理的な思考回路を養うことができました。

これらの問題集と面白本の知識をマスターするだけで模試でも9割台に数回届くことができたので勉強の方法としては間違えてなかったと思います。

 

あと力を入れたのが地誌の勉強です。予備校の授業もそうでしたが系統地理には力を入れるのに地誌はさらっと終わらしてしまうことが多いように感じられました。

確かに系統地理で学んだ知識を用いれば考えて解ける問題も多いです。しかし、そもそもその特定の知識さえあればなにも迷わずに正解を選ぶことができます。

そのような考えの下、国の位置だけでなく都市の位置や国内の標高などの気候に影響する分野を覚えました。

 

また気晴らしに本屋に行った際には地球の歩き方を見て食文化などを調べたり、家では世界ふしぎ発見などを見たりすることで受験勉強だけでは得ることのできない知識なども学ぶように心掛けました。(実際にテレビで覚えたアルゼンチンの牛の頭数を使えばすぐに解ける問題が模試で出題されました。)

 

知識を付け、地理的思考を養った後に最も重要なのが過去問演習です。

地理は模試とセンター試験は全く別物と思って良いです。

言葉で表現するのは難しいのでイメージになってしまいますが、「模試は変化球、センターは直球」といった感じでしょうか。私は12月から10年分を3周ほどしました。直前期に知識をおさらいするために上記の実戦問題集に取り組むのは良いですが必ず最後には過去問を解いてセンターの問題には慣れておいて下さい。

本番では4問ほどあやふやな問題がありましたが半分正解、半分不正解で結果95点でした。地理でも高得点を取ることができ、センターを無事乗り切ることができたと感じるのでもし不得意科目があるのであれば社会にも力を入れると良いのかもしれません。

 

<再受験の時に使った問題集のまとめ記事はこちら>

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