こんにちは、yuです。
医学部再受験を決意した場合、まず最初に考えるのは予備校に通うかどうかの話になると思います。
結局私は大手予備校に通ったのですがそれまでに図書館で勉強していたのでそれと比較して予備校に通って良かったことなどをまとめます。
この記事の目次
予備校に通わない。それは孤独との戦い。
退職を決めてから4月を迎えるまで1か月ほど時間があった私。
いつも近所の図書館に勉強するために通っていました。
図書館開館の9時から18時ごろまで毎日ひたすら青チャートとセミナーを解いていく日々。
図書館ではそのうち司書さんと顔馴染みにはなるものの特に会話をすることもないため日中はだれとも話をする機会がありません。
したがって一日に数語しか発さない日々がザラでした。
私はそれほどだれとも話す機会がなかったのは初めてだったので、すぐに勉強へと気持ちのベクトルを向けることができてはいましたが、将来について悶々と不安を感じることもありました。
独学の一番大変なことはこの点だと思います。
周囲には同じように受験勉強をしている人がいるわけでもなく、気軽に相談できる人はなかなかいません。
私の場合、勉強面に関しては頑張れば何とかなると思ってはいましたが文系からの再受験の方の場合だとそもそも学力面での心配もあると思います。
いまやっている勉強のやり方で正しいのか、最近のトレンドの問題集はどのようなものがあるのか、このままで成績はあがるのか、、、、、など考え始めたらきりがないと思います。
予備校に行けば学力が保証される訳ではありませんが、勉強の方向をガイドしてもらえるのでその点だけでも心理的負担は軽くなると思います。
私は当初予備校に通う気はありませんでしたが両親に心配され、結局予備校に通うことにしました。(もちろん自費です。)
お金はかかってしまいましたが予備校には通って良かったなと思うので良かったことについてまとめていきます。
予備校には周囲には同じく勉強している受験生が溢れている
上記の理由から私が一番のメリットに考えるのはこのことです。
図書館や自宅とは異なり、年齢は違えど志を同じくした受験生たちが周囲にいます。それはもう心強い存在でした。
知り合いもいなかったので通い始め当初は休み時間もひたすら勉強していた私でしたがちょこちょこ話しかけてくれる浪人生もおり、次第に普通に会話する人ができました。
予備校なので勉強の話がメインで話しすぎることはありませんし、模試の成績で切磋琢磨できる存在だったので知り合いができたことにはメリットしか感じませんでした。
あとこれは無事合格してからのことになりますが他大学の医学科にも知り合いがいるということもメリットになりそうです。(まだその機会はありませんが。)
また自習室に行けば周囲も勉強しているので集中して勉強に取り組むことができました。図書館や自宅だとひたすら勉強するには強靭な意思も必要ですが予備校の場合は周囲も勉強しているので容易に集中して勉強できます。
蓄積された圧倒的情報量
大手予備校を選んぶことのメリットにはこの蓄積された情報量があると思います。
予備校のテキストも現在までの多くの入試情報・予備校生の成績・模試の情報などすべてを考慮されて作成されていると思いますがこれは結局その予備校の情報量によるものが大きいと思います。
またセンター後の話にはなりますが、センターリサーチを実施している予備校には得点率に対する合否者数の情報も提供されます。
私はセンターリサーチではA判定が出ていましたが、この情報では2割程の受験者が不合格になっていることが分かっていたので最後まで気を抜くことなく勉強に取り組むことができました。
また最終的には受験しませんでしたが後期の出願校の参考にもなりました。
このように単純に全国どこでも良いので医学部に行きたい!という人にとってはデータに裏付けされた出願ができます。したがって広告などで大手予備校が驚愕の医学部合格者数を輩出しているのも納得できます。
あと私がしばしば参考にしていたのが合格者の体験談です。
これは全国の各大学に合格した予備校の卒業生がどのように勉強したのかをレポート形式にしてまとめてあるものです。
どの時期からどのような勉強をしたかも知ることができますし、大学の出題傾向などもこれを読めばわかるようになっています。もちろん苦手科目への対応方法なども。
単純ではありますが成功者を真似ることが合格への近道だと思います。
もし現在予備校に通われているのであればぜひ参考にしてみて下さい。
予備校開門から閉門までで生活のリズムをつける
受験勉強において大切なのが生活のリズムだと思います。
毎日同じ時間に予備校へ行って勉強を始め、同じ時間に予備校を出発し、同じ時間に就寝する。
一見簡単なことのように感じますが毎日継続することはなかなか難しいです。
独学で宅浪をしている場合、時間を区切るものなど何もなく、メリハリをつけるのも非常に難しいと思います。
しかし予備校に通っている場合、毎日予備校の開門時刻に登校し、閉門時刻に帰宅すると決めておけばそれだけで朝晩の生活のリズムがつきます。
また日中も授業があるのでそれをペースメーカーにして勉強できると思います。自習する場合も授業の時間で科目を区切ればバランスよく勉強することができます。
受験勉強のガイド的役割
予備校は当然ながら授業があります。
その授業は合格できる学力に達するように効率よく設計されたものになっており、単純に授業の内容をマスターしさえすれば良いようになっています。
したがって夏休みや直前期の例外はありますが年間を通しては自分で勉強計画を立案する必要がなくなります。
勉強内容に関してもプロが作成しているものなので当然信頼度も高く、勉強に迷いが生じることはないと思います。
また各科目のプロに気軽に質問できるのも強みです。私はセンター数学が思うように点数が取れていなくて12月にどのような勉強をしたら良いかを尋ねると的確なアドバイスを頂けました。
独学の場合だと適切なアドバイスをしてもらえる存在がおらず、どうしても方向性が決まらなかったり、成績向上に必要な勉強が分かっていなかったりしますが予備校に通っているとそうはならないと思います。
まとめ
私自身が予備校に通って良かったと思うことを簡単にならべてみました。
もちろん予備校に通わないことは最大のメリットであるお金がかからないということもあります。
一意見ですが再受験の際に予備校に通うことを迷われている方は是非参考にしてみて下さい。
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・【再受験】医学部再受験国語の学習履歴(現代文・センター過去問)