こんにちは、yuです。
高校時代の話となるとそこそこ前の話になっていますがつらつらと書いてみます。
自分と同じ境遇の人に参考にしていただければと思います。
母校は気付いたら国公立大学への進学者数が一桁になっていた
私が通っていた高校は地方の非進学校でした。
久しぶりに母校の進学情報を見てみると私が再受験して合格した年の現浪合算の国公立大学合格者数は一桁でした(私も含んでます。)。
現役での国公立大学への進学者数が最後に二桁だったのでは私が現役時代だった10年ほど前まで遡ります。もともと進学校ではありませんでしたがどうやらどんどん進学実績は下降路線を歩んでいたようです。
ちなみに私は京大へと進学したのですが私以降、母校から京大へ進学した様子はないので今後も進学する人はいなさそうです。。。
定期試験の勉強は高1で卒業
中学時代、定期試験の勉強は直前ではありましたが毎回まじめにしていました。
そのため高校に入学後も最初の頃は定期試験の直前に試験勉強に取り組んでいました。
しかし2学期の中間試験の時にあることに気付きました。
あれ、このペースだと1年生で普通の高校が終わる範囲すら教科書終わらなくない⁇
なかには当然しっかりと目標地点を定めてペースを考えて授業をしている先生もいましたが現社で教科書すら使わず日々の時事に関して自分の考えを述べるだけの先生もいたり、生徒のペースに合わせ過ぎて英語の文法が教科書の全範囲終わらずに終わった先生もいました。
英語の文法などは当たり前ですが受験においてはとても重要ですが結局高校では特に補講もなく、そのまま次の学年へと進んでいきました。。。
授業で全範囲が終わらないことに気付いた私は授業中は内職に徹するようになり、結局定期試験の勉強もしなくなりました。
授業中には数学は4stepやスタンダード、英語は速単、理科はセミナーを黙々とこなしていきました。
幸い授業中は私語も多く、授業を聞いている生徒も少なかったためか内職をしていても先生からは文句を言われることはありませんでした。
私は内職で勉強を頑張っていましたが悲惨だったのは授業をまじめに聞いて勉強している同級生。
普段授業をまじめに聞いて定期試験でも頑張っているので定期試験では卒業まで好成績をキープしていました。それにも関わらず模試では学年が上がるごとにドンドン成績が低下していくのです。
その同級生から高3の時に化学の基本的な問題が分からないと質問されたことをよく覚えています。
もちろん学校の定期試験でも好成績をキープし、模試でも好成績を取っている同級生もいました。しかしそういった同級生は大手の予備校に行ったりしていたので学校の状況を客観的に見れていたのかもしれません。
非進学校であったことの受験での利点はもちろん無くはないです。
どれだけ受験が近づいてきてもギスギスした雰囲気はなく、みなのんびりしていたことです。
私もその雰囲気の中でいたため気付きませんでしたが大学に入学後、周囲の友人に聞いてみると受験期はピリピリしていたとのことだったのでその点リラックスできていたので良かったと思いました。
早弁してから昼休みにサッカーやバスケをしたりしていたことも良い思い出です。
勉強の道標が必要
学校がそのような状況だった場合、難関大学に進学するにはどのように勉強したらよいかを示してくれる存在が必要となってきます。
私の場合、通っていた塾がこの存在に該当しました。多くの方も塾や予備校に通うことで勉強の道標を得ていると思います。私が高校の時にはこれが主流でした。
しかし現在ではインターネットも広く普及し、TwitterなどのSNSも一般的なものとなっているので道標となる存在はいくらでも簡単に探せる状況となっています。
ネットには東大や京大、国公立大医学部にはこんな感じで勉強したら合格しました!といった内容の記事がたくさん出回っているからです。本サイトも多少なりともそれに該当すると思います。
またTwitterには難関大志望者のアカウントも多く、勉強の道標になるだけではなくモチベーションの維持にも貢献してくれます。
”学ぶ”という言葉は”真似る”という言葉と語源は同じです。
受験は正しい方針で努力さえすれば高い確率で成功(合格)します。その方針を成功者(合格者)のものを真似ることで学べば成功への近道になると思います。
このことは単純に高校時代の勉強の方針だけではなく、再受験をする場合にも当てはまると思います。当然状況は人それぞれ違うとは思いますがたくさんの成功事例の中には自分に類似する場合があると思いますので参考にしてみると良いと思います。
現役至上主義だったが浪人も悪くないと思った
これは私自身が京大に入ってから思ったことです。
当然行きたい大学に現役で入るで入るのがベストです。しかし残念ながら不合格であった場合妥協して自分にとって不本意な大学にするのが良いのかということです。
高校生時代、私も含め周囲も浪人に対して否定的でした。というのも非進学校であったため浪人するよりかはとりあえず行けるとこに行く!という考え方が主流で浪人する同級生がほぼいなかったからです。
しかし大学に入ってからは考えを改めました。
周囲にはそこそこ浪人していた友人がいました。彼らの多くは京大に入りたいから浪人した、という風に自分のやりたいことに対して我儘になれる人々でした。
自分のやりたいことであれば周囲になんと言われてもそのことをやり抜く、やりたいからこそ頑張れる。進学校出身の人にはこのマインドを持った人が特に多いような気がします。
大学受験、法科大学院受験、司法試験のいずれにも一度は不合格になりつつもなりたかった弁護士になった友人もいます。
そういった友人たちから私は周りに流されずに自分の気持ちを貫いて頑張ることの大切さを学ぶことができました。
多少遠回りをしても自分のやりたいことを頑張れる姿勢を身に付けるという点でも浪人は悪くないと思いました。
まとめ
高校生時代は遊びたい盛りですし、ついつい周囲に流されることも多いと思います。
特に非進学校では勉強している人もおらず、時には馬鹿にされることもあるかもしれません。
しかし、自分のやりたいことに対して本気になる大切な機会ですので自分の気持ちに正直にしたがって頑張ることが最も大切だと思います。