医学部再受験

【再受験】医学部再受験国語の学習履歴(古文・漢文)

こんにちは、yuです。

 

各科目について再受験時代の学習履歴を作成してきましたがついに最後の科目になりました。

私は典型的な理系人間で当たり前のように国語が苦手でした。そのため再受験するにあたってセンター国語が最大の山だと思っており、150点取れれば万々歳かなと思っていました。

センター試験の国語の結果は158点で満足のいくものでしたが直前のセンタープレは悲惨だったので自己採点の結果が出るまで生きた心地がしませんでした。

今回は国語の中でも対策のしやすい古文・漢文についてまとめてみました。

 

古文の勉強

古文は昔の日本の言語なので他言語の勉強ということで少し英語の勉強に似た感覚です。

そのため勉強する流れとしては文法と単語を並行して勉強し、長文にトライするといったところでしょうか。

 

古文:文法の勉強

元々国語が苦手であったことから受験の古典なんてきれいさっぱりに忘れてしまっていたのでまず基礎の文法から学びなおしました。

ステップアップノート30古典文法基礎ドリル (河合塾シリーズ)

ステップアップノート30古典文法トレーニング (河合塾シリーズ) 

上記2冊を3,4月でまず仕上げました。文法の基礎事項を学んだ後、短めの文章問題があるのでそちらも間違い直しの時に丁寧に現代語訳と照らし合わせて読むことで古典になれていきました。

 

基礎ドリルの方は1周さらっと取り組んで終わらせましたが文法トレーニングの方はセンター直前まで繰り返し何度も取り組みました。敬語や助動詞は覚えてなんぼの分野だと思います。

 

古文:単語の勉強

単語は現役時代にも愛用していた古文単語ゴロゴ手帖を再受験でも使用しました。

言わずと知れたこの単語帳ですが意外にも予備校では少数派でした。なぜでしょうか?

 

現役時代ぶりにこの単語帳を使用しましたがいくつかのゴロはそのまま覚えていました。それほどゴロの定着はすさまじいです。もちろん大部分は忘れていましたが。

 

いつ頃から覚え始めたか忘れてしまいましたが勉強の合間に目を通していました。最初は覚えようとせずに何周もゴロをひたすら読み続けてなんとなく覚えてきたな、って時にひとつひとつ丁寧に見て覚えました。

 

繰り返し何度も取り組むと1周するのにそれほど時間がかからなくなります。英単語よりも少なくてゴロのインパクトもあって覚えやすいのでそのうち完璧にマスターできました。

 

単語を覚えるというよりもゴロを覚えてしまうのでどれが単語でどれが意味なのかは要チェックです。

 

ちなみに私のセンター本番の語句の意味はこれをマスターしていれば数秒で正解することができました。もうゴロゴさまさまでした。

古文:長文・センターの勉強

英語も長文を読んで慣れるように勉強していましたので古文でもそうしました。

 

有名どころのどの作品でもよかったのですが伊勢物語を読んでました。完全にフィーリングでのチョイスでしたが。

 

古文に対応して現代語訳も書いてある読みやすい感じのシリーズを選んで読んでました。

 

私は伊勢物語の途中までしか読みませんでしたが余裕があればいろんな作品を読んでも良かったかなと思います。

 

 

センター古文の解き方について語彙問題と最後の問題(内容合致問題)について覚えていることをまとめます。

 

語彙問題はさまざまな判断基準を持って正解を選びます。その基準にはいろいろあると思いますが文法→敬語→単語→文脈の順に優先順位を当てて考えるとよいみたいです(予備校講師の説明では)。このように聞いていたのでとりあえず問題を解くときはこれを実践していました。

 

 

最後の問題(内容合致問題)についてですがこれは文章を読むときに並行して解くとよいみたいです。記号の順番が本文の順番に並んでおり、該当箇所に到達した時に正誤の判断をして解くという方法です。

 

本文をすべて読んだのちに解答しようとすると話の細かい部分が頭から抜けてしまっていることが私は多かったのでこれを実践していました。ただすべての問題がすべて記号の順番が本文の順番では無いと思いますので注意が必要ですが解き方に悩んでいる方はトライしてみてはどうでしょうか。

 

 

文法と単語を一通り覚えたぐらいにセンターの過去問を解き始めてましたがセンターの過去問の扱い関しては別途まとめます。

 

センター本試では問題が易化したこともあって無事20分で50点取ることができました。

 

対策をかなりしていたこともあって古文で満点が取れたことは本当にうれしかったです。

 

漢文の勉強

漢文は夏前まではとりあえず予備校の講義を受講していました。

 

内容としては簡単な文章を用いて基本的な句形などを覚えていくという作業だったので既にそういったものを覚えている浪人生は退屈そうにしていました。

 

漢文にも力を入れるために自習でせっせか勉強しようと思っていましたが現役時代に漢文の勉強をおろそかにしていたせいか本当に何も覚えていなかったので基本的なことを学び終えるまでは講義の復習程度に勉強はとどめておきました。

 

基本的なことをさらっと勉強し終わったのち、7月からは漢文早覚え速答法を使用しました。

これまた現役時代に使用していたもので当時のお古が家にあったのでそれを使用しました。どうやら改訂されパワーアップ版なるものが発売されていましたが立ち読みしてみてさほど内容が変わっていないようでしたので新しくは購入しませんでした。

 

参考書の内容としては10の”いがよみ”公式という漢字以外の読みに注目した解法をマスターしたのちにコレだけ漢字92を覚え、受験のウラわざなるものを習得するといった流れになっています。

 

いがよみ公式はゴロゴみたいでスイスイ頭に入ってきますので使役などの句形を覚えるのが苦手な人にはおすすめです。予備校の授業で扱った漢字もコレだけ漢字92にだいたい記載されていたのでコレだけ漢字92はとりあえずすべて暗記しました。今こうして勉強を振り返ってみるとゴリゴリ勉強して何とかなりそうなところは本当にゴリゴリ勉強したなぁと思って思わず笑ってしましました。笑

 

あとこの参考書で最も大切なのは受験のウラわざに記載されている「考試之道」だと思います。

 

これは漢文の句形と漢字がすべて詰まっている珠玉の長文です。この文章を読み込むことで今まで学習してきた句形や漢字などをすべて復習できてしまいます。

 

内容も読みごたえのある文章なのでぜひ繰り返し音読して文章を自分のものにしてみてください。過去問をやっていても、「あっ、これ考試之道にあったやつ!」ってなると思います。

 

漢文に関してはほかの参考書は特に使わず、漢文早覚え速答法に取り組んだあとはひたすらセンター試験の過去問で勉強していました。予備校の教材で多少句形の勉強などしましたが基本は漢文早覚え速答法とセンター試験の過去問のみでそこそこ時間は取られますし内容も十分だと思います。

 

センター本試験では34点と点数自体は振るいませんでしたがしっかり15分以内に終わらせることができたので時間設定を守れたことでの国語の試験全体への影響を考えると十分だったと思います。

 

まとめ

センター国語は成績もなかなか安定しないことから取り組むこと自体を避けてしまいがちになるとは思いますがセンター国語で失敗するとそもそも二次試験のリングに上がれなくなってしまう可能性もあります。

 

なので国公立医学部を受験される方は手を抜かずに勉強する必要があります。

 

古文・漢文は知識さえ抑えれば難易度が極端に難しくない限り大崩れしない分野なので国語が苦手な方はまずこれらの分野で確実に得点できるように頑張ってみましょう。

 

<再受験の時に使った問題集のまとめ記事はこちら>

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