こんにちは、yuです。
二次試験対策を書いておきながらセンター試験対策を書き忘れていました。
センター試験には発音・アクセントや多くの文法問題、リスニングやリーディングといったライティング・スピーキングの要素以外のすべての英語の要素が組み込まれています。
それぞれ細かい部分まで対策をするのは面倒だし効率が悪いのでは?と考えられる方もいらっしゃるかもしれません。しかし医学部を受けるにあたって英語で190overを取りたい場合、発音・アクセントや文法などで失点してしまうと長文ではノーミスであることが求められます。
したがって満遍なく勉強することが不可欠となっています。各要素の勉強についてまとめてみます。
発音・アクセント
この分野は現役でも再受験の時でも模試で常に失点していました。
むしろ対策なんてあるの?って感じでしたがちゃんとした対策がありました。しかもちゃんとした対策本もありました。
CD2枚付センター試験 英語(文法・語句整序・発音・アクセント・リスニング)の点数が面白いほどとれる本です。
内容もそこまで多くなさそうだったので12月から始めてみました。とりあえずCDを流しで聴いていてみて単語の発音が耳に残る程度にしました。その次にひたすら問題を繰り返し解いていきました。
その後、模試や過去問の問題を解いてみるとこの参考書に書いてある通りにすればほぼ満点が取れました。センター本試でももちろんこの分野は満点でした。発音・アクセントに関してはこれだけで十分だと思います。
対策をしているのと対策をしていないのでは確実に点数に開きがでますので是非取り組んでみてください。
文法問題
夏にマーク模試を受けた時に文法のセクションで失点があったので模試後に勉強を始めました。
まずNext Stage英文法・語法問題ー入試英語頻出ポイント218の征服を使用しました。
こちらは文法問題の問題集によくあるページの見開きの左ページに問題が記載され、右ページにその問題の解答・解説が記載されている問題集です。解答を見るのに時間効率が良い構成です。
この問題集は文法、語法だけでなくイディオムや会話表現、アクセント・発音などすべての英語の要素から構成されています。私は文法、語法のセクションを10回以上繰り返し解いて必要事項を学びました。
10回といっても1周目にあやふやな問題や間違えた問題に印をつけておき、その問題のみになります。回数を重ねるごとにスピードも上がりますので他教科の勉強の合間に息抜き感覚で取り組んでいました。
12月になると発音・アクセントでも使用したCD2枚付センター試験 英語(文法・語句整序・発音・アクセント・リスニング)の点数が面白いほどとれる本で文法の総仕上げをしました。
こちらもNext Stageと同じ方法で使用しました。センター本試でこの問題集をやって知識の穴埋めしたところが出題されたのでやっておいて良かったです。
長文問題
当初予定では直前期までセンターの長文試験用の対策はするつもりはありませんでした。しかし初めて受けたマーク模試で失点がそこそこあったので夏休みから少々対策しました。
使用した問題集は受験英語からのTOEFL Test iBTリーディングです。
これは何かマーク式の長文で良い問題集がないかと本屋で探していると見つけた問題集です。
7月から1日1題、時間を決めて解きました。文章自体は難しくないのですが知らない単語が多いのと時間がタイトなので集中して長文問題に取り組む習慣が付きました。
1周しかしませんでしたが難単語の推測力が向上しただけでなく、内容をしっかり読み取れていないと解けない問題が多く、長文読解自体の力も付いたと思います。
12月ぐらいからは模試本、過去問を使用してセンターの練習を重ねました。あまりに形式が異なる年度は発音・アクセント、文法、現行と同形式の長文のみに取り組みました。私はグラフの問題が苦手だったのでその形式の問題はしっかりやり直しもしました。
あと個人的には2次試験対策として使用した要約の問題集も要約問題が出題される大問3の対策になりましたがセンター対策用としては難易度が高いので特にやる必要はないと思います。
リスニング
配点が高くないとはいえ、英語で高得点を取るためにはリスニングは無視できない存在です、苦手な方は早いうちから対策しましょう。
私はリスニングの基礎力を養うために愛読していた速読英単語上級編のCDを流しで聴いたり、シャドウイングしてました。
聴いた文章を書き起こしていくディクテーションが最も効果があるようですが時間がかかることとそこまでリスニングに焦りを感じていなかったので私は取り組みませんでした。
12月からはCNN ENGLISH EXPRESSを始めました。
実施したことはシャドウイングと付録のワークブックです。
もともとはニュースなのでこれに取り組むのは気晴らしにもなりました。仕上げに模試本などでセンター試験の形式に慣れて本番を迎えました。
TOEICにも言えることですがリスニングは形式に慣れることである程度成長が見込めます。
早いうちから自分に合った解き方を身に付けることをおすすめします。
まとめ
本試では筆記:193点、リスニング:44点でした。医学部を受験する方であれば何もしなくても9割ほどは取れる方が多いと思います。
しかし、190点を取るためには各セクションの細かい勉強が効いてくると思いますので直前期には知識の整理を忘れないようにしましょう。
<他の科目の学習履歴>
・【再受験】医学部再受験国語の学習履歴(現代文・センター過去問)
<再受験の時に使った問題集のまとめ記事はこちら>