こんにちは、yuです。
医学部の専門は生物の入門から始まりました。
私は物理選択かつ高校卒業以来10年ほど生物の勉強なんてしてませんでしたので生物の圧倒的初心者です。
多少受験化学では触れましたがポリメラーゼ?リガンド?胚?って感じです。授業で聞く言葉はほぼ初耳でしたが同級生も受験時に物理選択者が圧倒的に多く、私のような人がマジョリティーだったようです。
1年ほど医学部の勉強をしてみて高得点を取るために2つの重要なことがわかりましたのでまとめてみます。
過去問を信用し過ぎるな!
医学部の講義はオムニバス形式で実施される講義が多いです。
これは範囲が多岐に渡っている解剖の入門科目などもそうですが発生学などの個別の分野の講義においても当てはまります。
理由は講義を担当しているのが基礎医学の教室であり、教授、准教授、助教などといった方々が小単位で講義を行うからです。
それに伴い試験は各担当の講師が自担当の範囲の試験を作成することになります。
これが厄介なことで過去問を見てみると作成した講師が現在の講師と異なっていることが多いです。
講師が違えど範囲は同じなんだから重要分野は同じはず!よって過去問をマスターしたら高得点が奪取できる!と考えて過去問をやり込んで試験に臨んだ結果、酷い目に遭いました。汗
そのため秋ぐらいからは授業に集中して先生方が強調している箇所を聞き漏らさないように注意し、その箇所をレジュメに高速でメモを取るなどしてレジュメを完成度の高いものにし、勉強するベースをレジュメに変更しました。
その結果、テストがだいたいレジュメに記載の内容をベースに作成されていることもあってテストで全くわからない内容が出ることは少なくなりました。また試験でも比較的高得点を取ることができるようになりました。
テスト勉強は早めに始める!
医学部の専門は範囲が膨大です。
というのも他学部では(私がいた工学部の話になります)1週間の時間割の中で同じ授業をするコマなんてほとんどなく、科目数は多いですが半期で進む範囲はそれ程広くありませんでした。
しかし医学部では同じ科目の授業が1週間にいくつものコマを占めていることが普通だからです。
また1回生で勉強した科目は内容理解よりも暗記がメインの科目が多かったです。
20歳前後の学生よりも集中力や記憶力が劣っている再受験生の私は広範囲の暗記を徹夜でなんとかすることなんてできるはずもなく、早めにテスト勉強するしかなくなりました。
勉強方法についてですが広範囲の内容を暗記するためには1回読んで覚えるのではなく、何回も何回も読んで覚えるのが効率的だと思います。
これは東大法学部を首席で卒業された方も実践していた「7回読み勉強法」と同じようなものです。
ただ何回も読みますので勉強時間はそこそこ必要となってくることから早めにテスト勉強するようになったのです。
ただこのおかげで試験直前までにすでに勉強がだいたい終わっていますので、気にせずバイトや部活に行くこともでき日々の生活もより充実したものになっていると思います。
最後に
1回生は暗記メインの科目が多かったので上記のような勉強方法でなんとかなりました。
2回生からは生理学や生化学のように理解する必要のある科目が多くなってきますので勉強方法もまた試行錯誤する必要があると思います。
今後、各教科について自分が試してみた勉強方法や教科書についても記事を書いていこうと思います。