こんにちは、yuです。
現役時代には単語を覚えることすら怠っていましたが2次試験に必要な科目で最も安定した成績となる科目でしたので再受験時に一番力を入れて勉強したといっても過言ではありません。
前大学時代にはあまり英語には触れていませんでしたが入社時のTOEICに向けてひたすらTOEICの問題集を解いた結果800overでした。
しかし再受験時に前年度のセンター試験を解いてみると8割ほどであったので最初からできたというわけではありませんでした。
英語の勉強をセクションごとで分けると単語・構文・英作文・長文読解になるかと思います。それぞれについて使用した問題集などをまとめていきます。
単語
単語帳は1冊目にターゲット1900を使用しました。
ターゲットは多くの高校でも配布されていると思います。構成としては一つの単語に対して一つの意味を覚えるようになっており、その単語を使用した例文も記載されています。私がこの単語帳を使用した理由は単語が左ページにのみ記載されているのでぱらぱらめくって単語を覚えるのに左ページだけ見ればよく、使いやすいと考えたからです。
私は4月から予備校に通い始めましたので往復の電車の中で覚えました。
覚え方としてはまず知らない単語や意味があやふやな単語を確認し、単語の横に印を付けます。それ以降は単語を見たら瞬時に意味が出てくるまで毎日繰り返し確認します。
この作業を2か月程毎日1周することでターゲットは全て暗記することができました。暗記した単語が長文読解でキーワードとなっていることもあり、単語を覚えたからこそその重要性も確認することができました。
単語暗記は時間もかかり単調ですが英語に伸び悩んでいる方は是非一度頑張って覚えてみて下さい。
2冊目の単語帳にはduo 3.0を使用しました。
こちらはネイティブによって作りこまれた例文を利用して単語を覚えるスタイルとなっており単語だけでなく熟語暗記、例文暗記にも利用できます。私はターゲットでの穴を無くす目的と例文暗記に使用しました。単語や熟語にターゲット同様チェックを入れ、繰り返し見ることで暗記しました。
2冊の単語帳を暗記しましたが基本的に移動中に勉強していたこともあってそれほど時間、労力を必要とした気がしませんでした。このように移動中や隙間時間などをうまく利用するのが単語暗記では重要と言えるでしょう。
構文
構文の勉強には英文解釈教室を使用しました。
こちらは言わずと知れた名著です。現役時代にも2周ほど読み非常に役に立った参考書です。
構成は主語と動詞(S+V)から始まっており受験英語の基礎から学び直せ、各章で学ぶべきことが解説、短文での例、少し長めの例題を読むことでマスターできるようになっています。例文の内容も印象深い話題が多く、取り組んでいると飽きるどころか早く次を読みたくなるものになっています。
取り組むのに膨大な時間が必要なことから敬遠されることもあるようですが確かな実力が付くことを経験していたので私は再受験時にまた使用しました。
だいたい1日1セクション読み進めることで5、6月で読み終えることができました。以前に2周読んだことがあったので内容を覚えている例題も多く取り組みやすかったです。
これを読む前後で駿台全国模試の和訳のセクションで大幅な改善がみられましたので和訳にお困りの方は早い時期にという前提ですが取り組んでみられてはいかがでしょうか。
英作文
例文暗記には基本例文700選を使いました。
毎日移動中や単語を確認し終えた後の電車で聴いていました。毎日聴いていると自然とフレーズを口ずさめるようになります。その後仕上げとして書き出す練習をして完全に例文を自分のものにしました。
例文暗記には上述のduo3.0も別売りのCDを購入して一時期取り組んでいましたがどっちつかずの中途半端になりそうな気がしたので早めに700選のみに切り替えました。
英作の構成の勉強には竹岡広信の英作文が面白いほどかける本を8月から使いました。
こちらは受験に頻出であり覚えていると有能な構文などがまとめられていました。記載されている例題を完璧に覚えるためにまず自分では書かずに何度か熟読し、その後例題の英文を暗記しました。この本で英文の構文を学んだおかげで英作文の幅が広がりました。
自由英作文の勉強には[自由英作文編]英作文のトレーニングを9月から使いました。
こちらも自分では書かずにまず熟読し、自由英作には何が求められどのようなことを書けばよいのかを学びました。広島大学のグラフの自由英作文などの特殊な自由英作文の場合にも対応できるように例文も豊富に付録でついているので自由英作の勉強はこの一冊だけで十分だと思います。
英作文は受験校によってボリュームが異なります。したがって早めに志望校を決定し、時間をかけるかかけないかを決めることが大切です。
長文読解
長文は読めば読むほど速くなります。しかし文章を雑に読んでしまっては元も子もないので私は1文1文を精読するようにして取り組みました。
日々読む長文に使用したのは速読英単語必修編、速読英単語上級編、京大の英語25ヵ年です。
速単は私が現役時代に使用していたもので愛着があったので使用しました。何度も読み込みことで長文の読むスピード、正確性が向上しました。
こちらは受験勉強開始時から最後まで継続して使用しました。8月から京大の25ヵ年を使用しましたがこちらは1長文を読み同じ長文をその日のうちに何度も精読する取り組み方を行いました。難単語の推測や構文把握の練習にちょうど良く、初めて読む長文を流し読みをするクセを無くすことができました。
夏に京大実戦を受けたので8月には英文和訳演習(上級編)にも取り組みました。
文章は難しいですが構文を読み取る練習にはとても良かったです。
基本的には和訳は書かずに頭の中で構文を取って文章の確認をし、間違えている箇所を確認していきました。文章は全文読むようにしていました。
長文読解の仕上げには9月から要約の練習を行いました。
使用したのは英文要旨要約問題の解法、英文要旨大意問題演習の2冊です。
どちらも最後までやりきることはできませんでしたが東大受験生のバイブル的存在の参考書とだけあってハイレベルな内容でした。これらに取り組んだおかげで英文を読む時にも現代文を読むような意識を植え付けることができました。
まとめ
模試の結果から苦手分野を重点的に取り組みながら勉強を進めました。
力を入れて勉強しただけあって英語には自信を持って2次試験を受けることができました。
特に和訳に関しては阪大実戦でも9割程得点できたので上記の勉強で十分だと思います。また英語は各要素の融合なのでバランス良く勉強することが最も大切でしょう。
<他の科目の学習履歴>
・【再受験】医学部再受験国語の学習履歴(現代文・センター過去問)
<再受験の時に使った問題集のまとめ記事はこちら>