こんにちは、yuです。
今回は大阪市にある大阪市立大学医学部についてまとめます。
この記事の目次
大学の理念・基本方針
引用:大阪市立大学医学部HP
注:確認はしていますが、内容に不備があるかもしれませんので、本ページの記載内容は必ず大学HPも参照してご確認ください。
医師としての目標像
・人を分け隔てなく、温かく受け入れる心を持つ医師を育成する。
・最新の基礎医学と臨床医学をバランスよく取得し、実践する能力を持つ医師を育成する。
・科学的思考に基づいた判断力・問題解決能力を備えた医師を育成する。
・国際的視野を持ち、人類に貢献する高い志を持つ医師を育成する。
・市民の保健医療ニーズに応えうる医師を育成する。
入試関連
推薦入試
募集人員
入試区分 | 募集人員 |
アドミッション・オフィス入試 | 5 |
推薦 | 10 |
一般入試
募集人員
入試区分 | 募集人員 |
一般選抜一般枠(前期日程) | 75 |
一般選抜大阪府指定医療枠(前期日程) | 5 |
前期配点
センター試験 | 個別学力試験等 | 総計 | |
数学 | 200 | 300 | |
英語 | 100 | 200 | |
理科 | 200 | 300 | |
国語 | 100 | – | |
社会 | 50 | – | |
小計 | 650 | 800 | 1450 |
※面接実施:面接にて医師の適性を欠くと判断された場合には学力検査の成績の如何に関わらず不合格になることがある。
入試結果
前期試験
年度 | センター試験 | 二次試験 | 総点 | ||||||
最高点 | 最低点 | 平均点 | 最高点 | 最低点 | 平均点 | 最高点 | 最低点 | 平均点 | |
2016 | 629.5 | 551.8 | 592.3 | 664.5 | 466.0 | 555.2 | 1265.5 | 1059.2 | 1147.6 |
2017 | 623.7 | 541.8 | 588.6 | 717.5 | 526.5 | 625.1 | 1317.8 | 1150.2 | 1213.7 |
2018 | 615.6 | 541.9 | 584.7 | 710.5 | 552.5 | 620.8 | 1317.6 | 1148.1 | 1205.5 |
大学解説
医学部は大阪府大阪市阿倍野区の阿倍野キャンパスにある。
医学部は1944年に設立された大阪市立医学専門学校から始まり、大阪市立医科大学を経て、大阪市立大学医学部となった。
3回生の終わりには修業実習が6週間実施される。学生は基礎医学・社会医学の教室に配属され、各教室の担当教員の指導のもとに、特定のテーマについて研究することになる。
医学部が立地する天王寺の再開発が行われてから志望する学生が増えたのか、以前よりも医学部の難易度が高くなった印象である。
入試対策
センター試験、二次試験ともに理系科目の配点が高いのが特徴。早めに出願を決めて数学・理科に多くの勉強時間を確保したいところ。
センターの合格平均は9割ほどあるが、理系科目の配点が高いことから国語が苦手な受験生でも比較的目指しやすい。センターで590点、二次で610点程度が目標か。
2018年度入試の合格者の出身校ランキングでは1位大阪星光学院(9人)、2位四天王寺(7人)、2位甲陽学院(7人)、4位灘(5人)、4位東大寺学園(5人)となっており、地元大阪を中心に関西有数の進学校が上位を占めている。
数学
大問は4題で構成されている。数Ⅲからの出題頻度が高い。標準的な問題が多く、合格するためには数学で高得点を取る必要があるので、典型問題を確実に解けるようにする必要がある。仮に2016年度のように難化したとしても数学が難化した年には合格最低点が大きく低下していることから解ける問題を取りこぼしなく正解することが大切であることがわかる。逆に難問が解けると大きくリードできる。
英語
大問4題構成で長文読解3題、和文英訳1題となっている場合が多い。構成配分から長文の読解力を養うことが大切。まずは精読を心掛け、繰り返し読むことで速読力を上げるべき。問題形式は様々であるので過去問演習を通して形式に慣れることが大切である。また和文英訳はコツコツと例文暗記をして自分が使える表現を地道に増やしておくとよい。
化学
大問3題で構成されているが、大問1題が2題に分けられて出題されている場合もあるため、実質的な出題数は多い。標準問題が多いため、重要問題集レベルの問題集を繰り返し、典型問題の解法をマスターしておきたい。また出題数が多いので時間を意識する必要があり、時間内に解き終われるようにスピードを意識した勉強も大切である。
物理
大問3題で構成され、力学、電磁気が1題ずつ、その他の分野からもう1題出題される。標準レベルの問題が出題。まずはセミナーやリードなどの高校で配布される問題集でしっかりと基礎を理解することが大切。繰り返し解いてどの分野も穴がないようにした後、名問の森や重要問題集などで典型問題をマスターしておきたい。またミスなく解くことが大切なので日々の勉強の際に検算などを意識しておくことも大切である。
生物
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