医学生生活

【学生生活】再受験医大生の医学科2回生総括

こんにちは、yuです。

 

先日2回生配当の科目の試験が終わり、医学科2回生の全カリキュラムが終わりました。

もともと社会人だった経験を活かし、仕事感覚で日頃から勉強していたおかげで勉強で特に苦労することはなく、無事3回生に進級できそうです。

 

2回生を終わってみて、一度別の学部に行っていたからこそ思うのは医学部の忙しさ。

前大学の工学部では試験さえ通れば出席はしなくても大丈夫という風潮があり、専門科目もまだ少なかったこともあって2回生は大学生活を謳歌していました。

一方、現在通っている医学部ではそのような訳にはいきませんでした。

授業数も多いうえ7割以上講義に出席していないとそもそも試験を受けなれない縛りがあり、また出席必須の実習も多かったからです。

実習は2回生のメインとなる系統解剖実習を始め、脳神経解剖実習、生理学実習、生化学実習、免疫学実習といった実習でどれもそれなりのボリュームがある実習です。

座学を学んだ知識を実習を通じて学ぶのは非常に効率が良く感じましたが、予習やレポートも多く、実習中以外での拘束時間も少なくはありませんでした。

おそらく各科目に求められる勉強量の多さ以外にもこのような点に医学部の忙しさの原因があると思います。

 

また2回生になると留年する同級生もちらほら。

ポテンシャルの高い同級生も医学に興味を持てなかったのか、あまり勉強していなかったせいで前期のうちに早々に留年が決まっていました。

こういった同級生の例からも医学部の勉強に求められるのは頭のキレよりもコツコツ真面目に勉強することだと思いました。

わたし自身も医学部入学初期に直前に徹夜で詰め込むような勉強をしてみました。試験は無難に通りましたが、体への負担が大きく感じたのでそれ以降は1か月ほど前から隙間時間にこつこつレジュメを見返すように方針を変えてみました。

すると全体の流れを早い段階から理解することができ、効率的に勉強できることに気づきました。以降はその方針で勉強したところ比較的上位の成績をキープできるようになりました。

このことから医学部ではやはりコツコツ真面目に勉強するのが大切だと思います。

 

2回生で学んだ専門科目は系統解剖学、脳神経解剖学、生理学、生化学、免疫学。

系統解剖学、脳神経解剖学は解剖学の名を冠するだけあって、体の隅々まで構造・機能を学ぶ学問。勉強はひたすら暗記の嵐でした。

試験直前に詰め込むのは確実に無理な量の暗記量があったので、英単語を覚える感覚で日頃から何度も見て暗記する勉強方法が良い科目でした。

生理学は体の機能を勉強する学問。

解剖学とは異なって、暗記よりも機能を理解することが大切です。循環生理などでは物理的な考えが求められており、楽しく勉強できた科目でした。臨床でも重要な科目のようなので、春休みのうちにもう一度勉強しようと思っています。

生化学は名前の通り化学チックな学問でした。

もともと化学が苦手だったこともあって、勉強した割にはいまいち理解できませんでした。代謝では覚えることも多いうえ、化学的思考が求められるので個人的には大変な科目でした。

免疫学は勉強しておもしろかった学問です。

NK細胞などが関与する自然免疫やT細胞やB細胞が関与する獲得免疫のはなしから腫瘍免疫まで、からだの防御システムの勉強でした。昨年京大の本庶先生が免疫チェックポイント阻害因子の発見でノーベル賞をもらっていたので、世間的にもホットな学問だったと思います。

 

医学の勉強には時間を割いて頑張ったので、個人的に満足のいく1年間でした。しかし医学の勉強以外では満足のいかない1年間でした。

まずは英語・スペイン語の学習。

年度初めには2回生では英語・スペイン語の学習も頑張ろうと思っていましたが、結局思い出したときに触れる程度に終わってしまいました。

原因は医学の勉強に時間を費やし過ぎたこと。医学の勉強を頑張ろうと思いすぎた結果、時間を割き過ぎてだらだらと勉強をしてしまったのです。

卒後には自由に活用できる時間がほぼなくなることが予想されます。そのような状況でもやりたい勉強や趣味に取り組めるためにはうまくタイムマネジメントをする必要があります。

将来求められるタイムマネジメント力を鍛えるためにも、3回生では各タスクに対して時間を決めて行動していきたいです。

次に部活。

今年良い結果が出せなかったのは、基礎体力が原因だと感じました。したがって、オフシーズンのうちに去年あまり取り組んでいなかった体幹や持久力を鍛えてオンシーズンに臨みたいと思います。

体幹はクランプ・サイドクランプを1月から毎日続けています。持久力はジョグに加えて、水泳でもしようかと考えています。もともと7年ほど水泳をしていたので、継続的に泳げば効率良く持久力を付けることができるはずです。また水泳の経過報告もできればと思います。

 

その他にも登山やサイクリングがほとんどできなかったのも課題だと考えています。

休日をうまく利用できるためにもon、offのメリハリをつけた3回生にしていきたいです。

 

再受験して入学した直後には、あと6年もあるのか、、、と思っていましたが、早くも2年が終わりました。

こんな感じで6年が過ぎるのかと思うと1日1日を大切にしていかなければと改めて思いました。

 


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