こんにちは、yuです。
医学部は他学部よりも忙しいですが、多くの学生がアルバイトをしています。アルバイトの職種はやはり塾講師や家庭教師など、時給が高いアルバイトが基本です。
わたしも1回生のころは塾講師も掛け持ちしていましたが、現在はすべて個人契約のアルバイトに切り替えました。個人契約と聞くと、知り合いのツテがいるんじゃないかと思いがちですが、意外とそうでもありません。
確かにツテで契約することもありますが、個人契約を仲介するサイトがあり、私もそちらでいくつかの契約をさせてもらいました。
今回はそのサイトで個人契約での家庭教師を獲得した流れなどを紹介したいと思います。
この記事の目次
そもそも個人契約の家庭教師とは
家庭教師は企業を仲介するパターンと個人で契約するパターンの2パターンあります。
前者はよくCMで見聞きする「家庭教師のトライ」などがあります。こちらの場合は、派遣元が企業であるため、企業が講師のサポートをするので一定の信頼性があります。ただ、生徒側が支払う料金に対して企業がマージンを取るので講師側の給料はそれほど高くありません。
一方後者は、企業を介さないためマージンを取られません。したがって、生徒側はより低料金で家庭教師を雇え、講師側もより高い給料で働くことができます。
個人契約のメリット・デメリット
講師側
まず挙げられるのが先ほど述べたように講師側の一番のメリットは時給が高いことです。医学生のように時間が無い大学生にとってはこのことが何よりも重要です。
また指導時には講師側は指導内容を調整しなければならないデメリットがありますが、企業に対する報告書などの業務時間外の作業が省けるメリットがあるので、これに関してはイーブンになると思います。意外と報告書の作業は手間です。
生徒側
生徒側の一番のメリットも料金を低く抑えることができる点であるのは間違いないでしょう。友人に聞いた話では5~7割ほどで抑えることが可能だそうです。また用事などに対してフレキシブルに対応できるのもメリットです。
企業を介さないことのデメリットは講師の質。学力・指導力・接遇などは講師によってばらつきが大きいので、よく選んで採用しなければなりません。
個人契約を獲得したサイト
わたしが実際に個人契約を獲得した仲介サイトは「家庭教室のTo-Last」です。
【リンクはこちら⇒家庭教師のTo-Last】
こちらのサイトに家庭教師登録をして、生徒側から申し込みがあれば交渉して契約するという流れになります。
講師側は登録するだけですので、特に料金も必要なく簡単な作業をするだけです。
個人契約を獲得するためには登録内容が大切
講師側の登録内容でポイントとなる項目について説明します。
これらの項目に記入している内容を見て、生徒側は講師を選びます。
したがって手間ですが、講師に選ばれるためにも充実した内容にすることが大切です。
・在籍(卒業)大学
講師の学力を簡単にアピールする項目。
難関大学や医学部に在籍していれば、まずは選ばれる際の第一段階はたやすく突破できると思います。
・職業
学生、社会人、その他から選びます。
学生であれば現役の大学生で生徒により近い存在として勉強をサポートできますし、社会人であれば学生にはない丁寧さを持っていると判断されると思います。
どちらを優先するかは生徒側の希望に寄りますので、気にすることはあまりないでしょう。
・指導可能都道府県・地域
生徒側が講師を探す際に検索項目として選択されるのがこちら。
どれだけ良いアピールができていても表示されなければ、選ばれることはありません。
通勤可能だと思う範囲だけの入力でも良いと思いますが、できるだけ広い範囲を選択をしておくと選ばれやすいと思います。
・希望時給
最終的な時給は交渉にて決定しますが、検索時にはこの希望時給が表示されます。
高い時給に設定して高額案件を狙うか、相場程度に抑えてとりあえず案件を確保するかは方針次第でしょう。
相場は自分がメインとして活動する地域を検索して、ほかの講師がどの程度の希望時給を設定しているのかで分かります。
・出身中学校・高校
難関中学高校に通っていた経歴があるのは大きなメリットです。
家庭教師の募集には中学受験をする生徒も多く、当然講師に中学受験経験が求められることもあります。
そんな時に難関校に通っていた経歴があれば選ばれやすいです。
・自己紹介
登録時に最も大切なのがこの項目。
講師側の最もアピールできる項目です。
また講師を検索した時の一覧でこの備考も表示されるので、必ず生徒側が目を通す項目でもあります。
いままでの指導実績・指導方針・経歴などほかの講師との差別化が図れるアピールをしましょう。
記入内容はもし自分が生徒側がだった時にどのような講師を希望するのかをイメージして記入することが大切です。
わたしだったらこの部分を簡単に済ましている講師よりも、当然具体的な内容を挙げて説明している講師を選びます。
また長文過ぎても目を通すのがしんどいと思いますので、簡潔に見やすいレイアウトにすることも大切です。
・質問
16問ほど、どのように指導するのかや自身に関する質問があります。
こちらは任意記入ですが、自分が講師に選びたくなるような内容をしっかり記入してアピールしましょう。
急募案件も頻繁に案内が来る
To-Lastでは生徒側から選ばる以外にも案件を獲得する方法があります。
それが急募案件です。これは生徒側が希望する地域を指導可能な地域に登録している講師宛てに来る案件です。
生徒情報が講師に送られ、案件を希望する場合に講師側が希望を出し、生徒側に希望者の中から選んでもらう流れになります。結局は生徒側に選んでもらうことになりますので、選んでもらうためにも登録情報は充実させておきましょう。
急募案件は意外と募集が多く、また高時給案件も回ってくるのでわたしも毎回目を通すことにしています。急募案件に対して積極的に応募することも案件獲得への近道でしょう。
時給の相場はいくらぐらいか
これは完全に地域によると思いますが、都市部ほど難関大学に所属している学生が多く、高時給を希望している講師が多いと思います。生徒側も富裕層の家庭が多いのか、高時給の案件が回ってくることが多々あります。だいたい時給3000~5000円ほどが多いと思われます。
都市部でなければ時給2000~3000円弱ぐらいが相場といったところでしょうか。
まとめ
To-Lastを通してわたしは数件の案件を獲得しました。
案件の中には受験などに関係なく、趣味で理科を学びたい方へ理科を教える内容の案件もあります。
急募案件を見ていると英語の資格のための指導などを希望する案件もあり、そういった需要があることを見越した自己紹介文にすると案件獲得に近づくのではないかと思います。