こんにちは、yuです。
今年もいよいよ国公立大学の前期試験合格発表がはじまりましたね。受験生の方はお疲れさまでした。受験生にとっての運命の分かれ道となる合格発表。わたしは2回大学入試を経験しましたが、いずれも合格発表を見たときのことを鮮明に覚えています。
さて合格発表は大学で見に行って確認する方法もあれば、ネットで確認する方法もあります。わたしはいずれの方法でも合格発表を経験したので、それぞれの感想などを簡単に記事にしていきます。
現役時代は合格発表を見に大学へ
一度目は現役のころになるのですが、大学まで直接発表を一人で見に行きました。実家から大学までは2時間ほどかかりましたが、それなりに手応えがあったので楽しみに見に行ったのです。
楽しみとは言いつつも、大学が近づくにつれ次第に緊張し、発表時に掲示板の幕がはがされる時は本当にドキドキしたのを覚えています。
ちょうど物理工学科の番号が記載されているのが自分の目の前だったので、番号はすぐに見つけることができました。見つけたことでうれしかった気持ちよりも何故かとても安心しました。
発表後は周囲が新歓モードのお祭り騒ぎ。軽音部の人がギターを弾きながら歌ったり、合格者に集団で勧誘していたりと、それまでの緊張感がウソのような現場になります。ここであぁ、自分は合格したのだなと再認識することができます。
こういったことも思い出の一つになるので、合格発表を見に行くのはとてもいいことだと個人的には思います。
親・高校・塾と今までお世話になった方々へ電話をしながら、発表場所から出町柳駅まで向かいました。合格発表以降は入学手続き、新居探し、友達との遊びなど、3月中は忙しく過ぎていきました。
医学部再受験時にはネットで合格発表を確認
二度目の合格発表は医学部再受験の時。
現役時代は正直そこまで勉強していなかったので、合格しているだろうと楽観視して見に行きました。しかし、再受験の時は本気で勉強して受験に臨んだので合格発表に怖さを感じていたので見に行きませんでした。
いままでの努力が報われるだろうという気持ちよりも、報われなかったどうしようかという気持ちの方が勝っていたのです。
合格発表は家でネットを通じて見たのですが、発表までの時間は本当に長く感じました。自己採点ではよっぽど落ちてなさそうでしたが、厳しく採点された場合はどうなるのか…といったことを何回も繰り返し考えて過ごしていました。
発表時間になり、大学のサイトにアクセスしてもどこに結果が掲載されているのかをすぐに見つけることができませんでした。結局某有名掲示板にあったリンクからとんで、合格していることを確認しました。
再受験してまで拘った医学科だったので、前大学に合格した時に感じた安心感はほぼなく、本当に達成感を感じました。1年という月日のほぼすべてをぶつけた結果だったので、これまでに経験したことのない達成感でした。
ただ家で一人で見たので合格した実感は自分の気持ちでしか味わえず、周辺の雰囲気などもあったものではありませんでした。前回は雰囲気からも合格したことが実感できましたが、そこはやはり合格発表を見に行く勇気がないと味わえないものなのだと感じました。
前期試験の手応えから下宿先はすでに抑えていたので、合格発表後は入学関係の書類を書き上げ、単位認定に必要な書類を集める作業などをして過ごしました。
合格発表を2回経験した感想からどっちが良い?
書いている感想からもすでにわかると思いますが、やはり合格発表は見に行ったほうが良いなと思いました。いま考えれば再受験の時にも発表は見に行けば良かったといまさらながら思います。
確かに不合格であった場合はショックは隠しきれないかもしれません。京大で合格発表時に何度も新歓に行きましたが、親子連れで見に来てる受験生でもひっそりと帰っていく姿は何度も見かけました。時には泣き出してしまう受験生も。
でもその経験があるからこそ、そこから頑張れるものだと思います。その悔しさが浪人した時のばねになるでしょう。別の進路に進んだとしても頑張れることにつながるでしょう。