こんにちは、yuです。
旅行の日程の関係でコルドバは宿泊なしでの滞在をする人が多いと思いますが、それでも十分メインの観光スポットを巡ることができます。わたしもセビージャから日帰りでコルドバへ旅行してきましたので、外せない観光スポットをまとめます。
この記事の目次
コルドバでの観光
実際にわたしがセビージャからの日帰り旅行で周ったスポットを紹介していきます!
ビクトリア庭園
コルドバの駅・バスターミナルからメスキータなどがあるユダヤ人街へ行く途中にある大きな公園がこちらのビクトリア庭園。庭園内ではベンチでゆっくりする人、犬の散歩をする人などがおり、コルドバの人々の憩いの場となっています。
庭園内にはオレンジ並木もあり、アンダルシアを旅していることを実感できます。
ユダヤ人街
迷路のように入り組んだ道が特徴的なのがユダヤ人街。ビクトリア庭園から向かうとかつての城壁から入ることができます。入り組んだ道は太陽にマッチする白壁の家々で構成され、その壁には色鮮やかな花々の小鉢が飾られています。
道は迷路のようになっていますが、人通りも多いので日中では迷う心配はありません。カフェやバル、お土産屋さんなどコルドバの観光地となっています。
メスキータ
コルドバを訪れた人が必ず行くのがこのヨーロッパ最大級のモスクであるメスキータ。世界的なイスラム建築として有名です。アブド・アッラフマーン1世により、新首都にふさわしい785年から建設がはじめられたモスク。コルドバの歴史の変遷の中で、3回にわたって増築され現在の巨大な構造になりました。
モスク内では白の大理石と楔形の赤レンガを交互に組み合わせたアーチが無数に広がっている、「円柱の森」は最大の見どころです。現在では約850本ほど柱があります。増築された結果、場所によって年代が異なるため、アーチの色合いにも注目です。非常に多くの観光客が訪れていますが、それでも十分すぎる収容量があるので、内部ではゆっくりと建築を堪能することができます。
ローマ橋
メスキータの南側を流れるグアダルキビル川にまったがっているローマ橋。16のアーチからなっており、カタルーニャにあるジローナからカディスまでをつないでいる道路の一部でした。何世紀にもわたって再構築され、現在では歩行者道路となっています。
橋の上では音楽を演奏している人もおり、ゆっくり散歩するのに最適です。またメスキータが非常に近いため、ついでに寄れるスポットとしてもおすすめです。ぜひ歴史を感じながらわたってみましょう。
プエンテ門
メスキータとローマ橋の間にあるプエンテ門。ローマ橋から見た写真で、門の奥にはメスキータがあります。石造りの重厚なプエンテ門は1500年代にフェリペ2世によって、城壁の一部を改築されたことによりできました。
カラオーラの塔
メスキータからローマ橋を渡った対岸にあるのがカラオーラの塔。ローマ橋を守るために建てられただけあって、頑丈そうな塔。現在は博物館として内部が公開されており、コルドバの歴史を学ぶことができます。
アルカサル
アルフォンソ11世により、イスラム王の宮殿跡に建設されたアルカサル。美しい花々で彩られたアラブ式庭園や、オレンジ並木など広々とした見事な庭園が見どころです。
城壁の上も歩くことができます。
花の小道
ユダヤ人街の中でも最も有名なスポットが花の小道。メスキータの北側にある小さな狭い袋小路には白い壁に映える色鮮やかな花が飾られています。花の小道を抜けた先にはお土産屋さんがあり、そこには1200年前のアラブの古い井戸も残されています。
写真映えするスポットだけあって、多くの観光客で賑わっていました。一度前を通った時にはあまりの人の多さに通るのをやめ、メスキータを見た後にもう一度来ました。時間帯によって混む・混まないがあるようでした。
ポトロ広場
スペイン語で仔馬を意味するポトロの像の噴水がある広場。広場にはオベリスクもあり、上には羽のある聖人像が建てられています。セルバンテスの代表作「ドン・キホーテ」の作中に登場する旗小屋ポトロが広場西側にあり、フリオ・ロメロ・デ・トレース美術館とコルドバ美術館が東側にあります。
ローマ神殿跡
コレデーラ広場を抜けた先の市庁舎の隣にあるのがこちらのローマ神殿跡。1世紀に建てられたローマ神殿跡で今は遺跡となっています。街中を散策していると突如現れる11本の白い柱は圧巻。夜にライトアップされると非常にきれいだそうです。次のコレデーラ広場を見に行ったあとについでに見学するのがおすすめ。
コレデーラ広場
ポトロ広場の北にある非常に大きな広場。17世紀に設置され、競馬や闘牛に使われていた歴史ある広場です。鮮やかな色のバルコニー付きのアパートに囲まれており、多くのレストランやカフェがあります。どことなくマドリードのマジョール広場に似ている感じがします。
テンディーリャス広場
ローマ神殿跡から西に向かうと広場の中央に騎馬像のある噴水が設置されているテンディーリャス広場にたどり着きます。コルドバの新市街といった感じで、広場周辺にはたくさんのショップやオフィスがあります。バルやレストランも多く、繁華街の中心です。
シナゴーグ
1315年に建てられたアンダルシア唯一のシナゴーグ。ユダヤ人街内の西側城壁に沿って歩いていくとあります。星や植物などが描かれた複雑なしっくい細工が施された装飾は一見の価値ありです。
おわりに
さらっとコルドバのおすすめ観光スポットを紹介しました。わたしはすべて徒歩で周ったので、総距離10km以上も歩いていました笑
メスキータは他では見ることができないほど圧巻なので、もしコルドバに行こうか迷っている方がいればぜひぜひ行ってみてください!