スペイン

【スペイン】バルセロナのピカソ美術館で芸術鑑賞!無料開放日でもチケットの予約が必要!

こんにちは、yuです。

バルセロナの観光スポットではありがたいことに特定の日に無料開放している施設が多数あります。それらの施設のうちの一つがピカソ美術館です。ピカソはゲルニカなどの名画でいわずと知れた巨匠ですが、スペインのマラガで産まれました。そのため、スペイン各地にはピカソ美術館が多数あります。今回はそんなバルセロナのピカソ美術館へ無料開放日に訪れてきました!

バルセロナ・ピカソ美術館について

バルセロナのピカソ美術館について、行き方や無料開放日などについて簡単に説明します!

バルセロナ・ピカソ美術館への行き方

メトロJaume 1(ジャウマ・プリメ)駅から徒歩5分ほどで行くことができるので、メトロで行くのがおすすめです。

またピカソ美術館は大聖堂や王の広場があるゴシック地区にあるので、ほかの観光スポットと合わせて観光することができます!

バルセロナピカソ美術館が無料の日

ありがたいことに巨匠ピカソの絵画を無料で鑑賞できる日があります!

毎月第1日曜日は終日無料、毎週木曜日は18時以降が無料開放となっています!また年度によって替わる特別な日にも無料開放日があるようですが、確実に無料開放日を狙うのであれば上記の曜日・時間帯を狙うのがおすすめです!

なお、この無料日はバルセロナにある様々な施設でも同様のサービスが行われています!

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無料日でもチケットが必要なので注意!

ピカソ美術館に入場するには時間別に発行されるチケットが必要です。これは無料開放日においても同様に必要です。

なお無料チケットの予約は4日前から予約可能となっているので、直前まで予約を忘れないように注意しておかなければいけません。もし行きたい時間帯があるのであれば、予約できるようになってからできるだけ早く予約することをおすすめしておきます!

ピカソ美術館のチケット予約はこちらから!

ピカソ美術館の内部・作品!

ここからはピカソ美術館の内部や展示されている作品の記録を紹介していきます!

 

Man in a Beret(ベレー帽の男)

ピカソが14歳の頃の作品。濃密な肖像画は、14歳の男の子が審美的な芸術からより表現力豊かで人間的な芸術に変わろうとする努力が示されています。油を使って良くなってきた作品のうちの一つ。

Portrait of Aunt Pepa(叔母ぺパの肖像画)

この作品は若いピカソの肖像画の仕事のマイルストーンとなっています。モデルはピカソの父の姉妹で、ピカソがマラガを訪れた1896年に描かれました。

 

Science and Charity

ピカソが15歳のころの作品。左に脈を取る医者、右には修道女の看護師が幼児を抱えながら患者にカップを差し出す様子が描かれています。

館内の様子

内装も美術館らしい綺麗な天井もありました!

こちらの部屋も豪華な造りになっています!

Still Life

1901年にパリで描かれたこの作品は、ピカソの絵画の中で最初の静物画で、鮮やかな色彩と精力的に定義された筆による明るい作品です。巧みな輪郭でオブジェクトの形状をモデル化し、不均等に色が伸ばされ、力強いブラシストロークが使われています。

Portrait of Jaume Sabartes with ruff and cap

モデルとなったSabartesはピカソの秘書および親友であり、ピカソの伝記作家でもあることで知られています。Sabartesがピカソに16世紀の王室宮廷人として肖像画を描くように依頼し、描かれた作品です。初期のころから比べるとずいぶんと作風が変化しているのがわかります。

Blanquita Suárez

この作品には、キュービズムの規範があり、1915年の作品とつながる形の恋色と幾何学的構造が見られます。

Harlequin

1917年にバルセロナ滞在中に作成された油絵。Serge de Diaghilev’s Ballets Russesによって演じられるバレエパレードの発表を描いたものです。

有名そうだけどタイトルがわからなかった作品…

この絵画、ピカソ美術館で多数のお土産が並んでいたことから有名作品であることが想定されます。しかし、タイトルがわかりません…。どことなく有名な「泣く女」に似ているような気がします。

Las Meninas (group)

Las Meninasはベラスケスの有名絵画ですが、それをピカソが何度か再解釈して描いた58の絵のシリーズです。ベラスケスの作品と同じキャラクターが登場しますが、審美的に異なる形で構成の特定の要素のバリエーションがあります。

個人的にシリーズに共通して分かりやすいのが下段にいる犬。絵画を見るときはこの犬が描かれていることで、シリーズのうちの一つであることを判別していました。

多くの人がピカソをイメージした時の作品はこういったものが多いのではないでしょうか。

同じ絵画からどれだけ多くのインスピレーションを得たのか想像できません。

こちらも犬がわかりやすいですね。

色彩などが全然違うので、シリーズであることを紹介されなければ全然気づきませんでした。今回は一部のみを紹介していますが、美術館にはもっとたくさんのシリーズが展示されていたのでぜひ美術館に足を運んでみてください!

その他の作品群

ほかにも多数の作品を写真に撮っておいたので、まとめて画像を紹介しておきます!

まとめ

ピカソの絵画はゲルニカなどのようなキュービズムの作品が有名です。しかし、バルセロナのピカソ美術館ではそういったキュービズムの作品以外にも、少年期に描いた作品を鑑賞することができます!

ぜひぜひバルセロナへ旅行の際は訪れてみてください!

 

 


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