こんにちは、yuです。
スペインのバルセロナにはたくさんの有名建築物があります。今回はガウディのライバル、モンタネールが手掛けた建築で世界遺産のサン・パウ病院へ行ってきました!しかもなんと無料での入場です!
サン・パウ病院を手掛けたモンタネールって?
リュイス・ドメネク・イ・ムンタネー (Lluís Domènech i Montaner、1850年12月21日 – 1923年12月27日)は、スペイン・バルセロナ出身の建築家。カタルーニャ地方のムダルニズマやアール・ヌーヴォーに影響を及ぼした。同時に、政治家としても活動した。
引用:wikipedia
若くしてバルセロナ建築学校の教授となったそうですが、この時の教え子にのちのライバルであるガウディがいるそうです。ドラマみたいな話ですね!
モンタネールの建築物はたくさんバルセロナにあり、その中でも世界遺産に登録されているカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院が特に有名な作品です!
サン・パウ病院について
銀行家パウ・ジルの遺言に沿って、モンタールが手掛けた最大のプロジェクトがサン・パウ病院です。145000平方メートルという広大な敷地内には48棟もの建築物が建てられています。2009年まで実際に診療が行われていましたが、老朽化のために閉鎖されました。モンタネールの作品ではカタルーニャ音楽堂とともに世界遺産に登録されています。
サン・パウ病院への行き方
メトロSant Pau:Dos de Maig駅から徒歩1分ほど。病院の周囲は塀で囲まれているので、入り口がある南側を目指しましょう。
サン・パウ病院が無料の日
サン・パウ病院は世界遺産にも関わらず、なんと無料で入場できる日があります!
毎月第1日曜日および特別な日の数日が無料で入場できる日に該当します(特別な日は年度によって替わるようです)。特別な日は1年で数日しかないようなので、毎月第1日曜日を狙うのがおすすめです!
なお無料の日は特に予約も必要なく、入場することができました!
いざサン・パウ病院へ!
いよいよサン・パウ病院へ入場です!こちらが敷地へと入る門。正面の建物が豪華すぎて本当に病院だったのかを疑ってしまうレベルです!
おそらく通常であれば正面の門から入るようですが、この日は門を入って右側に進みます。突き当りに荷物を預ける場所があり、左の方へ進むと手荷物チェックの後、入ることができました!
こちらが敷地内。病院というよりも小さな街のようです!本当にきれいでした!美しい建物が立ち並び、きれいに整備された敷地内にはオレンジの木が植えられていました!
老朽化の修復が終了した建物内部ではこのように様々な展示が行われていました。天井のタイルが特徴的で、広場の両サイドの天井はこのタイルで統一されていました。
建物の天井は見どころが多く、芸術的な装飾が施されています。
ガラス張りで外の光が眩しいぐらいに注ぎ込みます。風景と内装がマッチしていて、いつまでも眺めていれそうです!
病院内に植えられているオレンジの木。たくさんオレンジの実がなっています!
こちらは入り口正面にあった建物。この右手に入り口のゲートがあったので、本来ならばこちらから入場するのでしょう。
天井は広場の両サイドの建物とは異なる赤色のタイル張りでした。
2階へ上がる階段も豪華な装飾。病院だと言われなければ、どこかの宮殿と間違えてしまいそうです。
階段の天井にはきれいなステントグラスが配置されています。サン・パウ病院に来られた観光客の多くが写真を撮っているスポットのようです。
2階には天井が高い広場があります。
こちらの天井の装飾もなかなかに見応えがあります!
2階の広場からは病院の中庭が一望できます。広場を囲む建物、オレンジの木々を一面に見ることができるので、こちらはサン・パウ病院の写真スポットのようです。
再び1階へおり、入り口を囲むように伸びている廊下へ。大きなガラス戸が配置されており、まるで外にいるかのような明るさです。天井の装飾と外から差し込む日の光がなんとも言えないほど芸術的でした!
まとめ
ガイドブックを見るまではその存在さえ知らなかったサン・パウ病院。しかし、めちゃくちゃよかったです!なんなら有名なグエル公園よりも良かったです!これからバルセロナへ行く方にはぜひともおすすめしたいと思えたサン・パウ病院でした!