医学部再受験

【再受験】再受験で医学科合格から2年、今年のセンター試験地理Bを解いてみました

こんにちは、yuです。

 

再受験で医学科に入学してかれこれ2年ほど経ちました。

理系科目は家庭教師をしているので、大学入学後もある程度触れる機会があり、それなりのレベルを保っていると思います。

一方、社会や国語はセンター試験が終わってから触れることはほぼなく、どの程度のレベルになっているのか、ふと気になりました。

そこで今年のセンター試験地理Bを解いてみることにしました。

 

地理Bを解いてみた結果は?

設問 解答番号 答え 正誤
1 1 1
2 2 2
3 5 5
4 1 1
5 4 4
6 2 2
7 4 4
8 3 3
9 4 4
10 1 1
設問 解答番号 答え 正誤
11 3 3
12 6 6
13 3 3
14 2 3
15 2 2
16 4 3
17 6 4
18 3 3
19 1 2
20 4 4
設問 解答番号 答え 正誤
21 6 6
22 2 2
23 4 1
24 2 2
25 1 1
26 4 4
27 1 1
28 5 3
29 4 4
30 1 1
31 3 3
32 1 3
33 4 4
34 4 4
35 1 1

東進の解答を参考にして採点した結果、

2点問題×1問、3点問題×6問ミスの80点でした。

問題を解いてみた素直な感想は、やはり2年も触れなければ暗記事項はだいぶ忘れてしまっていますね。地理はもともと得意で再受験時にも得点源にしていたんですがね…

ただやる前は7割ぐらいがいいとこかな、と思っていたので意外と健闘できてうれしかったです。

 

問題の振り返り

これから地理を勉強する方の参考に、どのように考えて問題を解いたのかを残しておきます。ただ知識があやふやな状態で解いているので、判断基準は参考までに。

第1問

問1 正解

おぼろげに残っている知識をフル活用して解きました。

②、③は間違いなく適当と判断。①と④で迷いましたが、ギニア湾ではカカオ栽培のイメージ⇒①ではないと判断して①を選択して正解。④はパンパで肥沃な土壌であることぐらいは覚えていました。

正直、問1では割と迷いました。

問2 正解

確かBのあたりに古期造山帯?のウラル山脈があったような気がして②を選択して正解。Aは高地、Cは新期造山帯、Dはアマゾン川周辺だから低めと判断。消去法的にも②になりました。

問3 正解

エニセイ川は雪解けの水の影響を考えてH。コンゴ川は熱帯雨林気候らへんなのでFと判断して解答。雪解けの影響と赤道の位置を覚えておけばそれほど悩む問題ではありませんでした。

問4 正解

まず南半球なので1月ぐらいに月平均気温が高くなっている①と③に絞る。確かケープタウンのあたりはCsでタスマニア島らへんは海流の影響でCfbだったような気がして、それぞれの気候に合う月降水量から①と判断。

問5 正解

①~③は聞いたことがあり、④は2012年でも海氷が分布しているので間違いと判断。

問6 正解

②以外には間違いがなく、名前が卓越風ではなかった気がしたので②を選択。調べてみると卓越風はある一地方で、特定の期間に吹く、最も頻度が多い風向の風だそう。まったく覚えていませんでした…

あやふやな問題もありましたが、無事第1問は全問正解でした。

第2問

問1 正解

それぞれの地域が最も多い箇所に注目。まず②のみヨーロッパの割合が大きく、農作物からオリーブと判断。①はアフリカも南アメリカも割合が低く、北アメリカで大きかったのでオレンジと判断。残った③、④でヨーロッパでほぼ栽培されていない④をコーヒーと考えて正解。

問2 正解

もともとエチオピアだと覚えていましたが、標高が高めの高地に栽培が適しているという問題文から、エチオピアが高地だと覚えておけば判断できた気がします。

問3 正解

①、④で迷いましたが④を選択して正解。①はモノカルチャー経済のことを言っているのだと思ましたが、いかんせん輸出業者が扱う金額が低く、思わず迷ってしまいました。ただ④の記述で流通に長い歴史を持つという記述を見て、宗主国がまとめて管理していたと考え、④下線部は消費国と生産国が反対だと考えて正解。

問4 正解

まず表中で極端に少ない数字に注目。高緯度で栽培されるテンサイが0の②がブラジル。低緯度で栽培されるサトウキビが0の③がロシア。あとは生産量の多きい①がアメリカと判断して正解。

問5 正解

機械関係が一つもない①、②はエチオピア、コートジボワールと判断。④に宝石・貴金属があり、これが上位にくるのは確かインドだった気がしたのでベトナムを③と判断。

問6 正解

喫茶店は都市部に集中するのでウ。水産業は内陸部が低く、港がありそうな県で高いのでア。以上で⑥を選んで正解。

たまたま第2問も全問正解でした。素直に考えれば解ける問題が多かった印象。

第3問

問1 正解

中心地に旧市街地区がありその景観保護だった気がしたのでCがウ。交通網が交叉しているBがア。少し離れた郊外に住宅地があると考えてAがイと判断して正解。

問2 誤答

国の総人口に占める人口割合から②がソウルかクアラルンプールと判断。巨大企業の本社数や国際会議の年間開催数件数が妙に大きい気はしましたが、人口割合が突出して大きいのでクアラルンプールと判断して間違い。そういえばソウルもかなり大きかったような…。それよりもクアラルンプールの人口割合が5.5%しかないのには少し驚きました。

問3 正解

①内陸部の記述から重慶。④沐浴の記述からヴァラナシ。③奴隷や三角貿易、観光開発からリヴァプール。残った②がヤンゴンで正解。ネピドーに首都が変わったのも覚えておけば難なく解答できました。

問4 誤答

普通にポカした問題。「信仰する人々が最も多い宗教が共通する」という文言を見落としていて、何も考えずに旧宗主国と植民地の関係であった④を選択。普通に考えれば③ですよね…

問5 誤答

道路が発展した順序は完全に忘れていました。地図帳に記載されている話ですよね。深読みしてキとクを逆にしてしまい、間違えました。

問6 正解

サには奈良や京都に高密度で分布しているので国宝。シは都市部に多いので公立の劇場・音楽堂と判断して正解。

調子の良かった第1問、第2問から打って変わって3問ミスでした。

第4問

問1 誤答

③、④が確実に正解なのは分かったので①と②で迷う。①ではここらへんってテラロッサだったかな?②はフェーンは温暖で、ここに吹くのはボラかミストラルだったような…。いま考えるとこれで迷ったなら②を選択しても良さそうですが、結局①を選んで間違い。

問2 正解

ボスポラス海峡があるのはイスタンブールでトルコ内であることを覚えていたので迷いなく④を選択。

問3 正解

高緯度で栽培されるテンサイがキ、降水量が少なそうで低緯度で栽培されているカがナツメヤシ、残ったクがコルクガシでもあってそうだったので⑥を選んで正解。

問4 正解

石油の産油国であるアルジェリアがサ、工業製品が大多数を占めるスがイスラエル、残ったシがモロッコと判断して正解。モロッコやモーリタニアでの食料品だとタコを思い出しますが意外と割合高いんですね。

問5 誤答

④が鉄鋼があるのでターラントとの間違いだと思ったので選びましたが不正解でした。ミラノ、トリノ、ジェノヴァが工業地帯であるのは覚えていましたが、鉄鋼や造船業なんですね。解説は読んでいませんが、①は迷路型道路が間違いなんでしょうかね?よく考えれば新市街なのに迷路型ができるはずないので…

問6 正解

③は同じスペイン語が公用語のエクアドル・コロンビアがランクインしているのでスペイン。地理的な近さから、ジョージア・ウクライナがランクインしている①がギリシャ。旧植民地のアルジェリアがランクインしている④がフランス。残った②がイタリアで正解。ルーマニアがイタリアと同じラテン系だと覚えていればそのまま選べる問題。

第5問

問1 正解

ウズベキスタン周辺にはの東の方に中国の天山山脈があった気がしたので、急に標高は下がらないだろうという判断でアがウズベキスタン。またチェルノーゼムなどで穀物地域が有名なウクライナの方が降水量が多そうなので、BがウクライナでAがウズベキスタンだと判断して正解。

問2 正解

小麦が高いカがウクライナ、綿花が高いウズベキスタン。鉱石関係は詳しく覚えていませんでしたが、標高が低そうなウクライナが安定陸塊・古期造山帯で鉄鉱石・石炭が多そうだと判断してDがウクライナ、Eがウズベキスタンと判断して正解。

問3 正解

①が市場経済と計画経済が逆なのですぐに選択。ほかの選択肢も特に迷うことなく正しかったので、すぐに正解を選べた問題でした。

問4 誤答

羊肉が多いサがすぐにウズベキスタンだとわかりました。シの方が1人一日当たりの食料供給量が高いので日本と判断しましたが、それが間違いだったようです。うーん、正解を見てもこれは理由が思いつきません…

問5 正解

ロシアとウクライナの文化が近いと考えてチがウクライナ。写真については玉ねぎ型のモスクが目立つGがウズベキスタンと判断して正解。世界遺産などを調べたりすることがあるので、再受験時にもこういった問題は比較的得意でした。

第6問

問1 正解

1969年の段階で所要時間が短いアが東海道新幹線を利用する水戸市。あとは陸路で考えた距離で単純に考えてイが佐賀市、ウが宮崎市と考えて正解。

問2 正解

どれも正しそうな気がしましたが、冬季の季節風が南東となっている③を怪しく感じて選択、正解。冬型の気圧配置である西高東低を覚えておけば、正解にたどり着ける問題でした。

問3 誤答

等高線が部分的に高くなっている部分が見当たらなかったので、盛り土をしていないと判断して①にして誤答。ふつうにゴルフコースに起伏があることを思い出せれば正解だったかなと思います。③をよく読んでみると多雨の季節に高潮で冠水とありますが、おそらく台風ですよね。

問4 正解

地図を注意深く見ると特に迷うことなく④を選択。正答率の高い問題だったのではないでしょうか。

問5 正解

市街地の近郊で栽培されているのがキュウリでカ。あとは山側の方で栽培されているのがシイタケ、平野側で栽培されているのがコメと判断して正解。

問6 正解

問題文を注意深く読めば特に迷うことなく正解にたどり着く問題でした。疲れている最後にこんな長文が来ると間違えてしまいそうになりますね。

 

まとめ

地理が暗記科目ではないことを示すように、知識がだいぶ抜けた今でも80点とある程度の点数を取ることができました。これは再受験時にしっかりと地理的な考え方を身に着けたためであると思います。

ただ一方で、9割台に乗せるためにはやはり知識も必要になってくることを改めて実感することもできました。

時間があって、気が向けばほかの科目も試しに解いてみようかと思います。

 


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